野毛で50年以上愛されてきた深い味わい
野毛で50年以上愛され
新店舗へと引き継がれた
濃厚スープのたんめん
【三幸苑】
昭和38年創業で、たんめんの名店として長年愛されてきた三幸苑。一昨年の暮れに「閉店」のニュースが流れた時は、ショックのあまり涙したファンも多かったと思います。ところがどっこい、三幸苑の味は引き継がれているのです!
引き継いだのは、三幸苑で10年以上働いてきたお母さんとその息子たち。お店は野毛坂を少し登った辺りに移転しましたが、新装オープンとなった分キレイになったので、「入りやすくなった」との声もチラホラ。
肝心のお味の方はというと…まろやかで味わい深い白濁スープは健在です。白菜やモヤシなどの野菜もたっぷりなら、ニンニクもたっぷりなので、ランチにいただくにはちょっと気が引けますが、つい、最後の1滴まで飲み干してしまいました。もちろん、太めの麺との相性もばっちり!
サイドメニューの人気者、ギョウザも健在。アンがたっぷり入った、ふんわり優しい味わいは、毎日仕込む手作りならではのおいしさです。
ちなみに、ランチタイムなら、たんめんに+50円で半ギョウザ(4個)が付いてくるので、とってもオトク!
そして、こちらがウワサのちゃーめん。漢字で書くと「炒麺」だから焼きそば?と思いきや、似て非なるもの。店内には「パスタに似て非なる」との貼り紙もありますが、確かに、たんめんと同じ太めの平打ち麺は、パスタのようでもあります。とはいえ、こってり濃いめの味付けは三幸苑ならでは。さらにラー油をかけていただくのが「通」の食べ方なのだとか。
具はモヤシ、ニラ、バラ肉、タケノコ。コショウがピリッときいてます。
平打ち麺は短くカットされているので、太さといい長さといい、モヤシと見えわけが付きません…。こちらもニンニクたっぷりでボリュームがあるので、女子にはハードルが高いかも。でも一度食べたら間違いなくクセになるので、要注意です!