横浜で獲れた旬の野菜いっぱい!宅配もOK!「濱の八百屋」
「横浜の農家から直接仕入れた野菜を売る八百屋さんがある」と、評判が評判を呼んでいる濱の八百屋。取材に伺うと、ちょうど仕入先の畑から戻った店主・三橋壮さんの車には青々としたルッコラが!おみやげにいただいて生で食べてみると、気になる苦味やアクはなし!洗っただけで、ドレッシングもかけずに食べ切ってしまいました。
聞けば、三橋さんはスーパーの青果売り場で20年以上働いてきた「野菜仕入れのプロ」。勤務先がコンビニになったのを機に奥様の好美さんと起業し、今では取引先は数十軒にものぼるそう。「レストランなどにも卸していますので、『こんな野菜を作ってほしい』というリクエストをシェフから受けることがあります。逆に、農家さんから『どんな野菜を作ったら売れるだろう?』と相談されることも。僕は仲買のプロとして、お互いのニーズを橋渡しする存在になれたらいいな、と思っています。農家さんは、なかなか消費者の生の声を聞く機会がないので、シェフや店に来たお客さんの感想を伝えるとすごく喜んでくれます。お客さんの中には「この農家の、この野菜がほしい」と指名買いする人も少なくないんですよ。
また、市場に出荷する場合は、箱に入れるためのサイズ規定がありますが、うちは直接レストランへ販売したり、袋に入れずに店頭に並べたりするので、不揃いでも構いません。サイズをそろえるためにカットされてしまう人参の葉っぱは、天ぷらや炒め物にするとおいしいんですよ」。
毎日必ず仕入先の畑を回るという三橋さん。ピチピチの野菜は店頭販売のほか、配達も可能。ちなみに、お店が開いているのは月・水・金の13:00〜20:00なので、お越しの際はご注意くださいね。
旬の野菜がずらりと並ぶ店内
オレンジ色のカリフラワーなど珍しい野菜も
店内に並ぶ野菜は、どれもツヤツヤ
お店を切り盛りする三橋さんご夫妻