横浜美術館内「市民のアトリエ」版画室でシルクスクリーンを体験♪
「みる、つくる、まなぶ」を軸にした横浜美術館には、アート鑑賞だけでは終わらない魅力がいっぱいあります。
建物右端にあるのが、「子どものアトリエ」と「市民のアトリエ」。
「市民のアトリエ」では、版画室、平面室、立体室があり、版画室では「版画基礎コース」という、版画制作を始めてみたい人を対象とした基礎講座(全4もしくは6回コース)を開講しています(事前予約制)。
その講座では、銅版画、リトグラフ、シルクスクリーンの各版画の基礎的な制作を指導者の下、学ぶことができます。
今回は、そのなかでシルクスクリーンと銅版画を体験をさせてもらいました!
まずはシルクスクリーンにトライ♪
絵具を選んで、紙コップにうつします。
結構たっぷりと使用するので、並々と注ぎます。
絵柄が製版されたシルクスクリーン枠内に絵具をたらして…
力を均一にしながら、スキージーというへらのようなもので、絵の上を行きつ戻りつさせます。
すると、出来た!
インクがスクリーンを通過し、下の紙にプリントされるという仕組みで、とっても簡単で、楽しい!
1色だけでも十分アートな雰囲気を醸し出していますが、これをいろいろな色や図柄で重ねていくと、また違った作品が出来上がるそうです。
次に…
銅版画にもちょこっとだけトライ!
なんだか、子どもの時の図画工作を思い出しませんか?
これは版画プレス機です。ローラーを一定スピードでまわしながら、圧力を均一にかけるのが上手に仕上げるコツだそう。
このローラー、見た目以上にすごく重い!まわす作業も実は力仕事なんですね~。
こんな風に、童心に返って、作って学べる版画講座はとっても楽しいです。
参加したい方は、ぜひ横浜美術館のサイトをチェックしてくださいね。
また、版画だけでなく、絵画教室ではデッサンなど、立体室では彫刻など、さまざまなアートを学べる空間と設備が整っています。
それぞれに、自主的に制作に取り組むことのできる時間、オープンスタジオも設けられているので、制作好きな方はそちらもぜひぜひチェックを!
また、エデュケーターの方が制作をサポートしてくれるのも心強いですよね。
今回版画室の体験をサポートしくれたのは、エデュケーターの桜庭さんです!
横浜美術館の「市民のアトリエ」では、多様なワークショップを開催しています。
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