力強いうまみを嚙み締める 豪快な”肉”のソース
(上写真)「定番ミートソース〈メッツァペンネ〉」1,340円
フランコ
柔らかく煮込まれた肉がたっぷりの「フランコ」のミートソース。ミートソースは”肉のソース”ということを実感する力強さだ。
「牛すね肉やすじ肉を、香味野菜とともに赤ワインで煮込んだトマトソース。豚肉と香味野菜を白ワインで煮込んだトマトソース。2つをオーダーが入ってから合わせています」とシェフの新井隆悟さん。直前に合わせることで、それぞれの味が生きるのだという。
パスタは「メッツァ(半分の)ペンネ」というもの。「肉のソースには、煮込むようにソースを吸わせられる太いパスタが合います」
シェフが修業したトスカーナやヴェネト、フリウリ、シチリアなどイタリア各地の郷土料理を、現地に近い味で出している。
黒板にぎっしり書かれたメニューはどれもはずれはないが、料理やワインで迷ったら、マネジャーの中村慎さんを頼ろう。彼との会話を楽しみに、またこのお店を訪れたくなるに違いない。
「 ポルケッタ」(830円)。愛媛の島育ちの「レモン豚」のバラ肉を、ローズマリーやセージ、ニンニクとともにモモ肉で巻き、3時間かけて焼き上げる。
オーナーがイタリアで買い付けて来たイタリアの雑貨や食材、グラッパのディスプレイも楽しい。
パスタメニューは20種以上! 各ソースに合うよう選ばれたパスタは、見たこともないような珍しいものも。「このパスタは何ですか?」と尋ねると、こんな見本も見せてもらえる。
食堂風の小さな店内は、昼も夜も大にぎわい! 事前に予約するのがおすすめだ。