【ストラスブルジョア】下町に咲く“小さなフランス”
フランス・アルザス仕込みの
クラシカルな正統派フランス菓子を
黄金町駅と日ノ出町駅の中間あたり。大通りから1本入った静かな通りに、小さなケーキ店があるのを知っていますか。ストラスブールの老舗菓子店で腕を磨いたシェフ・飯田健さんによる、本格的なケーキやパンのお店です。
「クラシックなケーキが好きなんです」とシェフも話す通り、こちらのケーキは正統派のフランス菓子。シュークリームやモンブランなど定番のケーキも、フルーツを焼き込んだタルトも、たくさんの焼き菓子も、良い素材で丁寧に作られたことが伝わる味わいです。
併設のカフェでコーヒーとケーキを味わったら、おみやげには、シェフの修業したアルザスの地方菓子・クグロフを。バターや卵たっぷりのリッチな発酵生地で作った、パンのようなお菓子です。「こんなお店があるんだよ!」と話に花も咲きそうですね。
クグロフ(大)
¥380 ※クグロフ(小)¥250もあります
ほかのケーキについてもご紹介しましょう!
お店ではレジ横のケースに生ケーキが並んでいます。
こちらはスフレタイプのベイクドチーズケーキ「フロマージュブラン」。しゅわっと溶ける優しい味わいで、サクサクの台やレーズンもポイントです。
「サバラン」は、ラムシロップをたっぷりしみ込ませた生地に、カスタードクリームと生クリームをあしらったもの。ラム酒の豊かな香りにうっとり!
このほか「モンブラン」や「タルトアブリコ」(あんずのタルト)も人気なのだそう。
焼き菓子もたくさん! 15〜20種類はあります。ベーシックなマドレーヌやフィナンシェから、ケークシトロンやエコセーズなどちょっと珍しいものも。大きさ別に5種類の箱があり、詰め合わせにもしてもらえるそうです。
焼き菓子で人気なのはバニラとココアのサブレが2枚ずつセットになった「サブレヴァリエ」。厚みがあり、しっとりした食感のクッキーです。
パンの並ぶ棚には、クグロフのほか、キッシュやクロワッサン、パンオショコラ、ブリオッシュ生地のナンテールなど。食パンもあります。
シャンデリアが目を引くかわいい店内。淹れたてのブレンドコーヒーや、アールグレイの紅茶とともにイートインも。ドリンクはテイクアウトもできますよ。
京急「黄金町」駅から徒歩5分ほど。「日ノ出町」駅や地下鉄「阪東橋」駅からも歩けるので、横浜トリエンナーレを訪れた際に立ち寄るのもおすすめです。