熊沢酒造 「天晴」 恋を深めに酒蔵へ行こう
神奈川が誇る名酒の一つ「天晴」。
横浜だったら元町の愛知屋さんや久佑などでもいただけるのですが、この天晴を作っているのは熊沢酒造さんというところで、寒川神社の近く、相模原線の香川駅から徒歩7分くらいのところにあります。
正直、不便なところにあるのですが、天晴を知らなくてもこの酒蔵経営のレストランは知っている!という方は多くて、実は、わたしもそのひとりでした。鎌倉・藤沢あたりの知人が「おいしい!」と行きにくい場所なのに予約してまで行くこのレストランと天晴が一致したのはここ3年くらいの話。。。
きっとこのブログを読んでくださっている方には「横浜に泊まって、あとちょっと、日帰りで変わったところへ行きたい!」と思う方もいらっしゃるに違いない!というので、今回、行ってまいりました。
みなとみらいエリアからだと、だいたい、45分くらいで香川駅に到着します。相模原線は東京方面からだと厚木から乗れるので、意外にも近くて驚きます。
駅前にはちゃんと熊沢酒造行きの地図があって、道もシンプルなので迷わずいけます。
そしてたどり着くのがこちら。
神奈川にもこんなところがあるんですね。軽井沢の別荘地にきたみたいです。
敷地内には酒蔵があって平日は予約して見学が可能。他にもギャラリー、ビール酵母や酒粕を使ったベーカリー、
イタリアン、和食処があって、どこか一つにしか入らないなんて持ったいない雰囲気!
そんな訳でまずはイタリアンレストランの方のテラス席で湘南ビールで乾杯!
夜5時半から和食の「天晴」に移動して、本日のメインに。
店内は和風なのにどこかモダンで、これはもう、実際に行って見てもらうのが一番です。
評判がいいだけあって、お料理ももちろん美しいです。
「どうしてこの人と付き合う(結婚する)ことにしたのですか?」という質問に、「一緒にいてシーンとなっても全然気を使わないで自然体でいられたから」と答える方は多く、「沈黙を心地よくすごせる」というのは将来の伴侶を選ぶのに重要な決めてのひとつなのですが、このお店には人をそういう気持ちにさせる空気が流れているように感じました。
なんとなく気になるのだけれど、それが恋心かわかならい、という人は気心の知れた友達を誘ってグループで来るのもいいし、意中の人に、肩ひじはらない、自然体の自分を見て欲しい、というときに二人でくれば、一気に距離を縮めてくれそうなお料理とお酒と空間と接客が揃っています。
ちなみに、そういう時のオススメのお酒は、
さざなみ、という発砲の日本酒(680円)で乾杯して
楽しい気分になったあと、まったりと火入れをしていない千峰天晴の生(840円)をしずしずいただきながら、相手の話に耳を傾けるのがいいのではないかと思います。
もちろん、利き酒セットもおススメ!
今回のメニュー
・冬瓜の冷し鉢 生姜のあんかけ
・床節の肝味噌焼き
・近海漁港より 本日のお造り
・錦糸瓜と蟹の吸い酢仕立て
・自家製玉子豆腐 枝豆のすり流し
・万願寺唐辛子と海老真丈の射込み揚げ
・旬魚のオーブン焼き 大葉のジェノバソース
・岡本豚の湘南アルトビア仕込み 馬鈴薯あん
・兵庫県産 丹波杜氏米
・味噌汁
・香物
・本日のデザート
・食後のお飲み物 3980円也
0467-52-6115
〒253-0082 神奈川県茅ヶ崎市香川7-10-7
第3水曜日
月〜日
ランチ 11:30〜15:00
(L.O.14:00)
ディナー 17:30〜22:00
(L.O.20:30)