横浜赤レンガ倉庫
2021.03.19
摘むと雨が降る花
世の中には雨男や雨女と言われる人がいます。
かくいう私も、少し大人になるまで雨女だと思っていました。
小学校での年一回ある遠足では、6回中、5回も雨に降られ、同じ水族館に5回も行くはめになったのを覚えています。
科学的な根拠はなくても、なぜか肝心な時に雨に降られてしまう残念な人。
もしかすると、雨降り花を摘んでしまったからかもしれません。
雨降り花はその名の通り「花を摘むと雨が降る」という言い伝えがある花の総称です。
四つ葉のクローバーでお馴染みシロツメクサやヒルガオなどがそれにあたります。
そんなちょっぴり残念なお花は、春から初夏にかけてが見頃。
赤レンガパークや象の鼻パークにはシロツメクサが、
横浜税関の傍にはヒルガオが咲いています。
シロツメクサは摘んで花冠を作ったりしますが、雨に降られたくなければ、
見るだけにしておいた方がいいかも。
(気象予報士・多胡安那)