【表紙裏話】横浜・福富町の売り切れ御免!なカレー専門店「丸祇羅(マルマサラ)」
今回の表紙はいかがでしたか?
毎回様々なアーティストや飲食店とコラボでお届けするmireaの表紙ですが、今回は中面のカレー特集に合わせ、表紙もザ・カレー!でお届けしました。
こちらのカレーは、横浜市中区福富町仲通にある「丸祇羅(マルマサラ)」のカレーです。皿に芸術的に盛り付けられたカレー&副菜のカラフルさ、そして何よりその美味しそうなビジュアルに、誰もが一瞬にして目を奪われるに違いありません。
横浜・関内での間借り営業から福富町に店を移し、現在ランチ営業のみながら連日多くの人で賑わうカレー専門店「丸祇羅」はちょっと分かりづらい場所にあります。
お店の目印は、この看板と細い階段。
この階段を上り、3階にたどり着き、ドアを開けばそこは別世界。
階段の狭さと入口の雰囲気から想像できないほど、店内は広く、自然光が差し込んで、お店全体が、ふんわり優しい雰囲気に包まれています。
客層もさまざま。
老若男女、幅広い世代が、目の前のこの芸術的なカレーに舌鼓しながら、会話に華を咲かせています。
もちろんお一人さまも多くいらっしゃいますよ。
こちらのカレーを日々作っている店長の後藤さん。
「丸祇羅(マルマサラ)」のカレーは日替わり。
なので、毎日手書きのお品書きがあります。
店長いわく、旬の食材や、その時の食材の仕入れ状況、気分やテンションでカレーを作り上げるため、日々味が異なり、ある意味毎日来ても飽きることのないカレーなのだそう。
「レシピはなくて、こだわらないのがこだわり」というコメントからも、「丸祇羅(マルマサラ)」の独自性=オリジナリティを感じていただけるかと思います。
数種類のホールスパイスをまずは油でテンパリング。
さらに10種類以上のスパイスを調合しながら作り上げるカレーは、1皿に3種類のカレーがあり、それぞれ単体でいただいても美味しいのはもちろん、全部を混ぜ合わせて食べた時のマリアージュ感も絶品です!
(ちなみにトッピングを追加するとカレーは4種類になります)
店主のユーモア×チャレンジ精神から日々生み出されるカレーは、組み合わせの妙が卓越しているのが特徴です。
こちら、表紙に掲載したカレーです。
気になる詳細をお伝えしますと…
えのきで旨みをプラスした“レットポークカリー”が手前半分ぐらいを占めています。
こちら、赤いので辛いのかな?と思いきや、スパイシーですが、コク旨マイルドな味わい。
そしてポークの柔らかいこと!
ホロホロです。
そしてスパイス・フェンネルをホールのまま使用した“フェンネルキーマ”
スリランカの豆カレー“パリップ”は豆の食感と甘みが一皿のなかでもいい箸休めになっていました。
そしてライスの上には、5種類の副菜が。
チミチュリ(アルゼンチンのサルサ)、人参ラペ、金柑干しエビ(マスタードシードの香ばしさがきいています)、みつばキャベツ、春菊。
この副菜も日によって全然異なりますし、時にエディブルフラワーがのっておめかししている時も♡
また、プラスの金額でつけられるトッピングでは、スパイス味玉、エビカレー、ホタテアチャールなども。
もうこのラインナップだけで、とってもそそられますよね♡♪
日々変化するから、その日、その時の出会いを大切にいただける「丸祇羅(マルマサラ)」のカレー、ぜひともお試しください!