mirea 街を彩る ヒト・モノ・コトをつなぐ[ミレア]

Event
2020.12.16

さまざまなプリント技術と写真表現の関係性を探る展覧会

 

(TOP画像)夫婦像/制作者・制作年不詳

 

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写真のプリントの技術は、写真の用途、被写体の選択や表現にも影響を及ぼしてきました。1839年に発表された最初の写真技術、ダゲレオタイプの主な被写体は人物で、焼増しができなかったため、写真は写っている本人や近しい人の間で所有されていました。ダゲレオタイプに替わって発展したのが、ネガ=ポジ法によるプリントの技術です。1854年に高画質のネガを得られるコロジオン方式湿板写真が発表されると、一枚のネガから生み出された複数の紙焼きのポートレイト、有名人や名所の写った市販のプリントが制作されるようになります。より高い画質、色調の選択肢、扱いやすさや耐久性のある写真を生み出すために、当時主流だった印画紙、鶏卵紙をはじめ、19世紀後半を通じて、次々と新たな紙焼きのプリントの技術が開発されていきました。

1880年代にハーフトーン印刷が発明され、文字とともに製版された写真を印刷機で大量に印刷することが可能になると、雑誌や新聞の図版として社会的な出来事を写した写真がマスコミュニケーションに活用されるようになります。一方で、20世紀になると芸術作品としての写真を志す写真家たちにとって、一枚一枚の写真にどの技法を選択するかは、表現を成立させる上で重要な要素になっていきました。本展では、19〜20世紀の様々な技法で制作された写真、関連の深いカメラや資料を通して、プリントと写真表現の関係性を探ります。

 


ジョージ・バーナード・ショウ/アルヴィン・ラングドン・コバーン/1904年

 


ホールディング・デイライト・エンラージャー/ワトソン&サンズ/1905年頃

 

あざみ野フォト・アニュアル
横浜市所蔵カメラ・写真コレクション展
写真とプリント
[日時]2021年1月23日(土)〜2月14日(日)10:00〜18:00
[会場]横浜市民ギャラリーあざみ野 展示室2
[休館日]1月25日(月)
[料金]無料
[主催]横浜市民ギャラリーあざみ野(公益財団法人 横浜市芸術文化振興財団)
[問合せ]045-910-5656(横浜市民ギャラリーあざみ野)
*横浜市民ギャラリーあざみ野の公式サイトはこちら
*(同時開催)あざみ野フォト・アニュアル とどまってみえるもの(展示室1)

 

 

SPOT INFO

横浜市民ギャラリーあざみ野

横浜市民ギャラリーあざみ野はジャンルを超えた「創造性溢れる表現活動」を幅広く育み、創造性を介して人と人とが交流することのできる、市民と創造活動の出会いの場をつくることを目的としています。展示室やアトリエを管理運営し市民利用の場として提供するほか、年に4回の自主企画展や、子どもや市民向けのアトリエ講座、コンサートなども企画実施しています。

 

(写真左から)
外観(撮影:藤本氏)/展示室/アトリエ

  • ショップ・スポット名
    横浜市民ギャラリーあざみ野
  • 住所
    神奈川県横浜市青葉区あざみ野南1-17-3
  • 営業時間
    休館日:毎月第4月曜日、年末年始、施設点検日
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