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2020.09.15

きゅうかくうしお「地鎮パフォーマンス」の映像を無料公開!!

 

2010年に辻本知彦と森山未來が立ち上げ、舞台作品を発表してきた「きゅうかくうしお」。スタッフもメンバーとしてフラットに創作に関わる10人がこの夏、山林開墾から舞台建造も自らの手で行い、パフォーマンスを映像化するまでを一連のクリエーションとして実施いたしました。

この成果として、8月15日(土)早朝に非公開で上演した即興・一発撮りの「地鎮パフォーマンス」の映像を、9月18日(金)19:30よりYouTubeきゅうかくうしお公式チャンネルにて無料公開いたします。

 

また、きゅうかくうしお公式ウェブサイト内「Yamah Chronicle(ヤマークロニクル)」ページでは、パフォーマンスに至るまでの制作プロセスを公開中です。

 

会えない。移動できない。集まる場所がない。これまでの当たり前が通用しない今、「人と人とが出会うための方法」そして「出会う場所」を探し、空間と距離を取り戻すことを模索した日々を公開することで、観る者に“これからの時代の個々の在り方や人との関わり方”を問いかけ、舞台と観客の新たな関係構築を始動いたします。

 

コロナ禍の舞台芸術のための「場所の模索」と「空間の立ち上げ」

打ち合わせからパフォーマンスまでの全てをオンラインで行ったYouTubeライブ配信「KYUKAKUUSHIO AIR」(2020年4~5月)。その直後から今夏のクリエーションに向けた議論を重ねる中、新型コロナウイルスの感染拡大を背景に、予定していた「地方での滞在制作」を見送り、舞台監督・河内崇が購入した南房総の私有地に集合した。この地でメンバーは、伐倒、地均し、さらに舞台建造までも自らの手で実践し、つくり上げた舞台空間を「きゅうかくうしおプライベートスペース Yamah(ヤマー)」と命名した。

 

不確実な時代における「即興」での作品づくり

舞台建造と並行し、メンバー各々が寺社や古墳など周辺地域のフィールドリサーチを行い、地のものを用いた衣裳や小道具を制作。山に住む生き物と人間との関係を見つめ、辻本知彦によるテキストにインスパイアされたパフォーマンスの映像化を企画し、辻本と森山未來がきゅうかくうしおのメンバーを観客として舞うことに。この映像作品では、音響・中原楽が監督を、映像・松澤聰が脚色を担当し、本来の担当セクションを超え、5日間のクリエーション最終日早朝に一発撮りを敢行した。

 

映像公開にあたってのメッセージ(踊り子 森山未來)
前から流行りの「サステナブル」という言葉は、詰まるところ「停滞した文明」なのだと誰かが言う。興行を打てなくなった芸術は「アマチュアリズム」に戻るしかないと誰かが言う。成長を止めた経済は成長率0%だが、それはつまり循環を指すのではないか。今すぐとは言わずとも、いずれ訪れるであろうそんな世界を想像しながら、きゅうかくうしおは自然を畏れ敬い、その恵みを享受し、きゅうかくうしおで分かち合う。山林を切り拓き、木々を燃やして明かりを作り、海水を塩に変えて場を清め、きゅうかくうしおがそこにいる。「サステナブル」で「アマチュアリズム」なきゅうかくうしおの表現は、人知れずやがてひっそりと土に還るのみ。と、そこまで言い切れるほどの覚悟はまだないので、よければ共有させてください。
ーーー森山未來

 

 

きゅうかくうしお自らが開墾・建造した舞台で舞った、作り手・観客ともきゅうかくうしおの非公開パフォーマンスの映像を公開。
きゅうかくうしお
映像作品「地鎮パフォーマンス」
[公開日時]2020年9月18日(金)19:30(無料公開・公開終了日未定)
[公開場所]YouTubeきゅうかくうしお公式チャンネル
[URL]https://www.youtube.com/channel/UClvlsp_hUQo_lc5OJgOPZ-g
[出演・企画制作・観客]きゅうかくうしお

《きゅうかくうしお》
中原楽(録音/監督) 辻本知彦(踊り子/原案) 松澤聰(撮影編集/脚色)
矢野純子(宣伝美術/検証) 石橋穂乃香(ほのちゃん/写真)
河内崇(舞台監督/施工) 吉枝康幸(照明/土木) 森山未來(踊り子/開墾)
藤谷香子(衣裳/新参) 村松薫(制作/育児)

 

 

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