とろける黒毛和牛のすきやき重。古民家を改装した店内で贅沢をカジュアルにいただく
箱根湯本駅から徒歩10分ほど。喧噪から離れ、だんだんと緑に囲まれた場所へと道を進み、途中川をかける橋から見えるこの看板を目印に。ここからてくてく歩いて5分もかからない場所に「黒毛和牛 牛重 はこの和」があります。
えっ!こんな場所にお店が!?という隠れ家的なお店。
玄関口は風情と気品のある旅館のような佇まい。
左隣には、人気のコーヒーショップ「バンクーバーコーヒー箱根湯本店」が併設されています。
ガラガラと引き戸を開け、店内に入ると、靴を脱ぐスタイルで客席に向かいます。お店は、60年以上前に建てられた古民家(昔の芸妓さんの置屋)をオーナーさん自ら改装した味わいある雰囲気。古きよき部分を大切に残したまま、キラリと光るイマドキなセンスがミックスした内装です。
和紙を貼って塗り直したという机も素敵です。
ほっと落ち着ける雰囲気でいただくのは、『すきやき重(4100円・税抜)』
白米の上に、全国からよりすぐりったA4、A5ランクの黒毛和牛サーロインを使用したすきやきがのっています。付け合わせには、季節の野菜やきのこ類、そして梅干し。
お肉はジューシーで柔らかく脂の甘みもしっかり感じられます。う~ん贅沢な味わい!!
そして、添えられた塩分控えめの梅干しとも相性抜群。さっぱりと梅の味が広がりお口直しはもちろん、合間に食べると、お肉の味をより引き立ててくれます。
地産地消を意識して素材にもこだわり、タレから小鉢、スイーツなども含め全てイチから手作りで、丁寧につくられたお重のセット。彩りも美しく、思わず写真に撮りたくなる“SNS映え”なお料理でもあります。
また、お重の箱にも店名が印字されてあぅて、ハッとする朱の漆がとても美しくて…
汁もののお碗と合わせて特注されたオリジナルのお重。こうした器1つずつにも注目してみてください。
黒毛和牛というと高級なイメージがありますが、それをもっとカジュアルダウンに楽しんでもらいたい、贅沢をより身近に体感してもらいたい、という想いから2020年1/24に「黒毛和牛 牛重 はこの和」がオープン。
実際、想像していた以上に若い方の利用も多いそうですよ。
「ランチはもちろん、ディナー利用にしても決して気軽に食べていただけるような金額ではないけれど、でもちょっと背伸びをして記念日やデートに利用してくださる若い方々を拝見すると、とても嬉しくなります」とオーナーさん。
本当の美味しさを味わう贅沢を、肩ひじはらずに体験できる。そんなお店です。また、はこの和で食事をした後は、併設の「VANCOUVER COFFEE」のデザート&コーヒーを注文できるのも嬉しいですよね。
若い方から年配層まで幅広い層に、旅行の合間に、散策ついでに、記念日に、色々な形で利用してみてください。