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Gourmet
2020.09.18

『 カボチャとゴルゴンゾーラのクリームソース 』 ~ 甘さを活かしたレシピ ~

 

ものがたりのあるレシピ。 9月

 

古今東西愛されてきた“カボチャ”。そのさじ加減のよい甘さゆえにアジアではスイーツとしても活躍する数少ない野菜です。今回は甘さを引き立てるゴルゴンゾーラチーズと合わせて、旬の味を楽しみましょう。

 

 

『 カボチャとゴルゴンゾーラのクリーム煮 』

2人分 調理時間 30

 

1.カボチャ 正味180gは3㎝角に切って200度のオーブンで20分焼く。

2.鍋に生クリーム48 200mlゴルゴンゾーラチーズ 60gを入れて火にかける。チーズを潰すように混ぜながら溶かし、バター 大さじ1を加えて混ぜ合わせ軽く煮詰めで味をととのえる。お好みのパスタやニョッキを合わせて、黒胡椒をたっぷり振る。

 

9月のコラムは “ カボチャ東西 ” のものがたり

 

お彼岸も過ぎると、街のあちこちにカボチャのお菓子が並びますね。一昔前は異国のイベントだった「ハロウィン」が日本でも国民的な行事となって久しい昨今。カボチャのモンブランやロールケーキ、定番のプリンからスーパーのお菓子まで… この季節、カボチャスイーツへの注目は増すばかりです。

 

カボチャの起源をご存知ですか? 諸説あるようですが、16世紀にポルトガル人がカンボジアから日本に持ち込んだとする説が有力のようです。ゆえにカンボジアがなまって『カボチャ』となったとか。カボチャに西洋野菜のイメージを持っていた私には、意外な出身地でしたが、確かにカンボジアにはカボチャのプリンなる「ルパウソンクチャー」という国民的スイーツが存在します。まるごとのカボチャをくりぬき、中にココナッツミルクで作ったプリン液を流し込み蒸したスイーツなのですが、意外なカボチャプリンの起源に、へ~と思う方も少なくないのではと想像します。

 

ハロウィンの日、私が密かに楽しみにしているのが、アメリカ在住の友人たちがアップするSNSです。大きなカボチャのランタンの写真の横には決まってパンプキンパイの写真。どれも美味しそうで、毎年、本場の味はいかに?と興味をそそられます。ちなみにカボチャの原産はアメリカ大陸だそう。ハロウィンの大きなカボチャ…納得です。

 

お菓子の本場、フランスでは…と言うと、パリではあまりカボチャのお菓子を見かけない気がします。思いつくのはフランス南西部の郷土菓子、ミアス。とうもろこしの粉とかぼちゃで作る、一風変わったお菓子です。意外ですが、日本で人気のカボチャのお菓子やチーズのお菓子は、フランスでは現代的な創作菓子といった位置づけ。カボチャやチーズは、本来塩辛い味付けで食べるもののようです。

 

今回、まだ皆さんが食したことのないようなレシピをお届けしたいな…と思い選んだのごこちら。甘いかぼちゃと塩辛いゴルゴンゾーラを合わせたレシピです。流行の?甘じょっぱいレシピをお楽しみください。

 

 

 

那須井綾子  料理研究家

 

航空会社に勤務後、渡仏。

ル・コルドンブルーパリ校・東京校、茶懐石料理近茶流にて料理を習得。

横浜にて料理教室『レ・キュイジニエール』を主催。

 

 

 

 

 

 

 

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