貝に波に帆まで 初夏にぴったりマリンな建物
灼熱ではないけれど日差しは強く、清々しいけれど半袖が着たくなる。
そんなサマーライクな日には、ついつい海を感じたくなりませんか?
海に面した横浜はそれだけで夏をイメージしやすい街ですが、その中にある建物にも夏を感じることができます。
たとえば、「パシフィコ横浜」がそう。
パシフィコ横浜は世界最大級の複合MICE施設として、劇場式ホール、会議室、展示場、ホテルと、MICE開催に必要とされる全ての機能が備わるように設計された施設。
国際会議も数多く行われていますが、それぞれの建物を見てみると、海を思わせるマリンなデザインになっているんです。
メイン施設である国立大ホールは「貝」をイメージしていて、外観は「二枚貝」、中のホールは「巻き貝」に見立てたデザインに。
他にも、白い屋根の展示ホールは横浜港から押し寄せる「波」、
会議センターは「光」、
ホテルは風をはらむ「帆」、
さらに4月にオープンした新施設「ノース」は波打ち際である「汀(みぎわ)」をモチーフにしており、
見ているだけで海気分を盛り上げてくれます。
すがすがしい初夏は夏を感じるマリンな建築物がお似合いです。
(気象予報士 多胡安那)