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Event
2020.06.22

奇想天外でユーモラス! 古事記に登場する神々が動く空気膜造形のロボットに!?

 

(TOP画像)高橋士郎《イザナミ》1980年 ナイロン、送風機、モーター

 

高橋士郎は造形作家として、1960年代よりコンピューター制御のアート「立体機構シリーズ」を制作し、その先駆的な作品は日本万国博覧会をはじめとする多くの展覧会で発表されてきました。1980年代には風船を素材とした「空気膜造形シリーズ」を考案、世界各地で活動を展開し、誰にでも親しまれるアートとして人気を博してきました。芸術にコンピューターやテクノロジーを浸透させた立役者の一人であるいっぽうで、Shiro Takahashiの名はイスラム数理造形の研究者としても世界的に知られています。2000年代には多摩美術大学の学長を務めながら、情報芸術の分野におけるユニークな教育の実践者として、多くの才能を輩出してきました。

本展は高橋士郎が長年つづけてきた「空気膜造形」研究の集大成として、日本の古事記に挑んだ作品群で構成されます。古代より現代まで、人間が「気」をどのように扱ってきたのか、その全歴史と文化を自家薬籠中のものとした高橋は、古事記のなかに現れる神々の「気宇壮大」を、独自の気膜テクノロジーによって、21世紀に蘇らせます。時代を超えてインスピレーションを与えつづけてきた古事記について、岡本太郎は出雲を訪れた際、出雲神話の「おおらかな行動性」を高く評価しています。太郎は小学生の頃に出雲で過ごした記憶を手繰り寄せながら、国引きや国譲りの神話のなかに、生活者の実感に根ざした創造性を感じとったのでした。生田緑地の自然のなかに現れるのは、高橋士郎のおおらかな行動性とイマジネーションを通した、古事記の神々の真新しい姿とも言えるでしょう。

奇想天外でユーモラスな神話の物語には、日本の自然思想の再発見の機会があるだけでなく、世界再生の希望も含まれているように思われます。世代を問わず誰でも楽しむことのできる本展を、ぜひ多くの方々に見ていただきたいと願います。

 


高橋士郎《八雷神・部分》2019年、作家蔵

 

《ココがみどころ!!》
◎奇想天外でユーモラスなキャラクターに注目
一般的に古事記というと難しいイメージですが、今回の高橋士郎の古事記に登場する神々は空気膜構造のロボット「バボット」で構成されています。奇想天外でユーモラスなキャラクターは子どもから大人まで親しみやすく古事記の世界を知ることができます。

◎写真撮影、動画撮影が可能!
写真撮影、動画の撮影も自由、来館者は動くバボット(空気膜造形)にさわることもできます。(フラッシュ、三脚の使用は不可)

◎屋外にもバボットが登場!
展示室内だけでなく、土日祝日、生田緑地のイベント時には美術館の屋外にもバボットが登場し、誰でも自由に見ることができます。

 

高橋士郎 古事記
神話芸術テクノロジー
[日時]7月23日(木・祝)〜10月11日(日)9:30〜17:00(入館は16:30まで)
[会場]川崎市岡本太郎美術館
[休館日]月曜日
[料金]一般¥900、高・大学生・65歳以上¥700、中学生以下は無料
[主催]川崎市岡本太郎美術館
[協力]株式会社バボット
[問合せ]044-900-9898(川崎市岡本太郎美術館)
※今後の状況により、開館・展覧会、イベントの予定が急に変更になる場合がございます。詳細は川崎市岡本太郎美術館の公式サイトでご確認ください。

 

【ご来館のお客様へお願い】
ご来館の皆様が安心して芸術鑑賞を楽しんでいただけるよう、新型コロナウイルス感染拡大防止対策として以下のご協力をお願いいたします。
・発熱されている方、体調のすぐれない方はご来館をお控え下さいますようお願いいたします。
・入館時のスタッフによる検温にご協力ください。発熱されている場合は、入館をお断りすることがございます。
・入館時に、消毒液による手指の消毒にご協力ください。
・館内では必ずマスクをご着用ください。ご持参でない方には簡単に手作りできるコーナーを設けております。
・館内では、お客様相互に一定の距離を取ってご観覧ください。
・多人数でご来館のお客様は、分散して入館・入室いただくなどソーシャルディスタンスの保持にご配慮ください。

 

 

SPOT INFO

川崎市岡本太郎美術館

20世紀の日本を代表する芸術家、岡本太郎が逝去した3年後の1999年に開館した市立美術館。岡本太郎より川崎市に寄贈された作品1779点が所蔵・展示されています。企画展、常設展をはじめ、美術館ツアーやワークショップなどさまざまなイベントも行われています。

岡本太郎美術館のシンボルタワーといえば、高さ30mの「母の塔」。「大地に深く根ざした巨木のたくましさ」と「ゆたかでふくよかな母のやさしさ」、「天空に向かって燃えさかる永遠の生命」をイメージして制作された原型をもとに、岡本太郎の意図を忠実に再現して製作されました。

  • ショップ・スポット名
    川崎市岡本太郎美術館
  • 住所
    神奈川県川崎市多摩区枡形7-1-5
  • 電話
    044-900-9898
  • 営業時間
    9:30〜17:00(入館は16:30まで) 【休館日】月曜日(月曜が祝日の場合は翌日 ※但し翌日が土日にあたる場合を除く)、年末年始、ほかに臨時休館あり
  • 駐車場
    無 ※お車をご利用の場合は、生田緑地駐車場(有料)をご利用ください。
  • 平均利用額
    【観覧料】期間、展覧会によって料金は異なります。詳しくは展覧会情報または美術館の公式サイトでご確認ください。
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