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Gourmet
2020.03.19

『 春人参と新玉葱のスープ 』 ~ 春をあじわう ~

ものがたりのあるレシピ。 3月

 

一年中売られている野菜にもがあるということを意識したことがあるでしょうか? 甘くみずみずしい春人参と出回り始めた新玉葱のスープで本物の旬の味を楽しみましょう。

 

 

『 春人参と新玉葱のスープ 』 2人分 調理時間 20分

 

1.人参180g新玉葱100g(共にさいの目切り)・バター小さじ1・大さじ2を鍋に入れて火にかけ炒める。

 

2.玉ねぎが透き通ってきたら水300ml炊いたご飯大さじ1を加えて10分煮こむ。フードプロセッサーにかけ鍋に戻して温めなおし、塩・胡椒で味をととのえる。

3.器に注ぎ、白胡麻・クミン・砕いた胡桃を合わせたものとオリーブオイルを添えてパセリを散らす。

 

 

3月のコラムは “ 旬のパワー ” のものがたり

 

旬の食材の良さと言えは、美味しい・栄養価が高い・安い、と優等生の三拍子。加えて食卓にのった旬のごちそうを愛でて、たとえば今なら 「春が来たな~」と季節を感じるのは、何とも豊かな時間に思えてきます。とここまでは、どなたも感じたことのある「旬のパワー」でしょう。

 

更なる旬のパワーを感じたのはタイ・バンコクでのことでした。タイは常夏の国ですが、そのような国の野菜やフルーツにも旬なるものが存在ます。そこで出会ったのはまさに“旬のドリアン”でした。それは人生初のドリアンで、臭いことで有名なフルーツですから恐る恐る(すすめられて半ば嫌々、笑)食べてみたのです。が…なんと美味しい!! 言葉ではうまく表せませんが、今まで食べたことのない、クリーミーで芳醇な味わい。確かに“臭い”のですが、“美味しい”が10倍上回っているのです。すすめてくれた先輩が一言、「君はすごくラッキーだな!こんな美味しいドリアンが人生初のドリアンだったら、好きになれるだろ?」と。はい、おかげさまで今でも私はこのフルーツが好きで、何の抵抗もなく食すことが出来ます。良い出会いのおかげ…。今思うと、これぞまさに旬のパワーだったと思うのです。

 

さて、レシピの人参ですが、春と秋と旬が年に2回あります。春人参はみずみずしく柔らかくて爽やかな味わい。生で食べるほかに、このスープのようにシンプルに人参そのものを味わうレシピが合うようです。

どんな食材にも旬=一番おいしい季節がありますから、是非意識してみてください。きっと素敵な食の出会いがあるに違いありません。

 

 

那須井綾子 料理研究家

 

航空会社に勤務後、渡仏。

ル・コルドンブルーパリ校・東京校、茶懐石料理 近茶流にて料理を習得。

横浜にて料理教室『レ・キュイジニエール』を主催。

 

 

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