Trip
2020.03.19
別名「ヨツユビカワガメ」と呼ばれるバタグールガメ
バタグールガメ Butagur
●分類:カメ目イシガメ科
●生息地:インド東部、バングラデシュ南部、ミャンマー南部、タイ南部、カンボジア南部、ベトナム南部、マレーシア(マレー半島)、シンガポール、インドネシア(スマトラ島)
●飼育下での寿命:不明
●食性:(野生) 幼体は肉食傾向が強いが、成長に伴い植物食傾向が強くなる。 (飼育下) 小松菜、リクガメフード。
四肢は頑丈で、指趾は長く水掻きが発達しています。前肢には5本の指がありますが、この内の4本にしか爪がないことから、別名ヨツユビカワガメとも呼ばれます。開発による生息地の破壊や乱獲等により生息数が激減したことからワシントン条約附属書Iに掲載され、商業目的の国際取引は規制されています。
担当飼育員 大滝侑介さん「インドセタガメという別種のカメと同居しています」
【さて、ここでクイズです!】
バタグールガメはいつ色が変わる?
A)繁殖期 B)新月の時 C)盗みに入る時
・・・答えはA。繁殖期には皮膚の色が黒く、目の虹彩が白く変化します。野毛山動物園の飼育個体は同種の同性に対しては攻撃的になりますが、他種に対しては攻撃的になることはありません。
《元気に泳ぐバタグールガメの動画》
野毛山動物園
[入園料]無料
[時間]9:30〜16:30(最終入園は16:00まで)
[休園日]月曜日(祝日の場合は翌日)
[TEL]045-231-1307