ごま油が香る名物の天丼が美味♪ 明治26年創業の老舗日本料理店
せっかく和食をいただくなら、老舗の名店に行ってみたいもの。
でも、敷居が高いと入りにくい…と気後れしてしまうときもあるかもしれません。
今回ご紹介するお店は、
国の有形登録文化財に指定された由緒ある建物で味わえる、創業126年の歴史を持つ老舗店。
しかし若い女性でも気軽に入れるような懐の広さを感じられるお店でもあります。
そのお店は、小田原駅から徒歩で約7分のところにある「だるま料理店」。
趣の深さを感じる重厚な店構えです。
店内に入ると、1階は親しみやすいテーブル席が並びます。
2階はお座敷になっており、懐石などをいただけるスペースになっていますが、
今回は老若男女が居心地がよいこちらのスペースでお食事をいただくことに。
早速、何を注文しようかと迷っていたところ、
明治26年の創業時から続く名物があるとのことで、そちらをお願いしました。
それがこちら。
おさしみとのセットでいただける天丼です(単品もあり)。
こちらの天丼は、地元相模湾で水揚げされた魚介などの具材を使用した天ぷらに、
毎日余計なものを漉しながら、継ぎ足し継ぎ足しで使われている
門外不出の天つゆのかかった一品。
この日の具材は、エビ、イカ、キス、ししとう、なすと豪華なラインナップです。
食べてみると、素材の味がしっかりと感じられ、
そこに甘みがあるのにさっぱりとした天つゆが口一杯に広がります。
しかし、何よりの特徴は、通常の天ぷらより香ばしくてサクサクっとしていること!
その秘密は、揚げ油にあります。
今回特別に撮影させていただいたこちらが、特注のごま油。
「だるま料理店」だけに卸されている特別なごま油は香り高く、
コレステロールもゼロ。
その油を揚げ油として100%使用しているので、
サクッと香ばしく、最後まで飽きずに食べられる天丼に仕上がっているんです。
セットのお刺身も、毎日水揚げされた新鮮なものばかり。
マグロを中心に、時季によって違ったお魚を楽しめます。
お土産を買えるコーナーも。
自分だけ美味しいものを食べた罪悪感が残ったら、家族にお土産を♪
重厚な店構えの老舗日本料理店でいただく天丼は、
ただならぬこだわりがつまっているのに、
どんな人も受け入れていくれる温もりも感じられる。
ふらりと気兼ねなく訪れたくなる名店でした。