Trip
2019.01.18
前足を使って器用に食べる姿がキュートなワラビー
山岳地帯、森林地帯の低木林や湿地帯に住む夜行性の動物です。体は全体に褐色で、尾、四肢、耳、顔などに黒い模様が入っています。繁殖の時期は決まっておらず、子は一円玉くらいの重さ、大きさで生まれ、母親の持つ袋(育児のう)の中で育ちます。この袋の中にはおっぱいがついていて、成長に合わせてミルクの成分が変わります。
担当飼育員 全玲華さん「ワラビーはカンガルーの仲間です」
【さて、ここでクイズです!】
ワラビーとカンガルーの違いは?
A)袋(育児のう)の有無 B)ジャンプするかどうか C)大きさ
・・・答えはC。動物学的には違いがなく、大きいものはカンガルー、小さいものはワラビー、その間の大きさのものはワラルーと呼ばれています。
《両手で葉っぱを食べるワラビーの動画》
オグロワラビー Swamp Wallaby
●分類:双前歯目カンガルー科
●生息地:オーストラリアの東北部
●飼育下での寿命:約10年
●食性:(野生) 木の葉、草など (飼育)乾牧草、小松菜、ニンジン、サツマイモ、草食動物用ペレットなど
野毛山動物園
[入園料]無料
[時間]9:30〜16:30(最終入園は16:00まで)
[休園日]月曜日(祝日の場合は翌日)
[TEL]045-231-1307