記憶の片隅に留め置きたい、毎日食べたくなるケーキたち
鎌倉駅から江ノ電バスに乗って20分ほど。
梶原口交差点前の道路を少し入った場所にある「POMPON CAKES BLVD」。
この看板を目印にどうぞ。
温かみのある木の外枠にガラス窓。
店内の様子が垣間見えて、入る前から何だかワクワクしてしまいます。
店内は、ケーキが並ぶショーケースと客席。
そして奥の窓からケーキを作る工房がチラリと見えます。
その距離感が何とも心地いい。
客席から見えるショーケース。
ついうっかり、「今度はあれを食べたいな~♪」なんて妄想も広がっちゃいます。
どれを選ぶか悩むこと必至なケーキですが、初めて訪れた方はまずはこちらをぜひ。
オープン当初から提供している「レモンチーズパイ」。
全部食べ終わるのがもったいないぐらい絶品です。
まず一口、爽やかなレモンの香りがふわっと鼻を抜け、ホイップクリームチーズの程よい酸味と甘さ、
ざくざくとしたタルトの食感のバランスが絶妙にマッチした一品です。
ケーキに使う食材は、オーガニックや減農薬にこだわり、全国各地の農園さんと取引があるそう。
ケーキの詳細を尋ねると、「これは〇〇農園」のレモンを、りんごを、などといった風に、農園情報を教えていただけるので、食べる私達もその農園にまで想いを馳せることができます。
「いいものを使って、生産者さんに感謝して、その想いを伝えていくことも大事にしたい」
とオーナーの立道嶺央さん。
立道さんにとってスイーツは、子どもの頃からお母さまが手づくりして日常的にあったものなのだそう。だから、「毎日ぱくぱく食べられるケーキ」を作りたいと話してくださいました。
「胸にズドーンと突き当たるものではなく、後からおいしかったなあ…とゆっくり印象に残ってもらえるような、そんなケーキにこだわっています」と立道さん。
立道さんのふんわり優しい人柄のせいか、働くスタッフも、空間もケーキもすべてが優しい雰囲気を放ち、カフェ全体がほっこりと温かみを帯びています。
ほら、もう行きたくてたまらなくなったでしょ?
ちなみに、「POMPON CAKES BLVD」の同じ並びすぐの場所には「POMPON PANTRY」が。
こちらは、またの機会にご紹介します!