楽しく防災・減災を学べる!横浜市民防災センターへ行ってきました
「もしも」の瞬間、どうなる?
横浜市民防災センターで体感してきた!
5年前には東日本大震災、今年は熊本地震が発生し、まさに「地震列島」ともいうべき日本。被災者の方のインタビューではよく「立っていられないほどの揺れ」という言葉が聞かれますが、果たしてそれはどんな体験なのでしょうか。
お邪魔した横浜市民防災センターの「地震シミュレーター」では、関東大震災や東日本大震災などの地震を再現することができ、今回は長周期地震動と阪神大震災の揺れを体感させていただきました。まず長周期地震動は、ユラ〜ユラ〜と大きな横揺れが続き、揺り戻しの瞬間にガクンと大きな衝撃が!一方、阪神大震災の揺れは上下動。ガツンガツンと突き上げられるような揺れが不規則に襲ってきて、目の前の安全バーを握りしめていてもしゃがみそうになるほど……。実際の地震の時はバーなどないのだと思うと、いっそう怖さが身にしみました。
また、日本でここにしかない「減災トレーニングルーム」も、見逃せないコーナー。家庭のリビングが再現され、約3分間にどんな災害が襲ってくるか分からないというもので、隊員Aが見学した時は……何が起きたかは↓↓↓のフォトレポートでご紹介。さっそくご覧ください!
【減災トレーニングルーム】
お部屋に入ってすぐは「何が起こるのかな」とドキドキしつつ、笑顔でおしゃべりしている見学者の皆さん。窓にはCGで、風雨が吹き荒れる外の様子が映っています。
あっ!突然の停電!部屋が真っ暗に!手探りでヘルメットをかぶる人あり、持ち出すものを探す人あり。普段から非常持ち出し袋はすぐ取り出せるところに置いておかないといけないんだ、と実感した瞬間。
対応を誤ると火災が発生してしまうことも。演出といえども、火を見るとパニックに……。
【地震シミュレーター】
「地震シミュレーター」では、装置に乗ってリアルな地震の揺れを体験。目の前のモニターに災害で傷ついた町の様子が映し出されます。実際に体験してみると、そばで見ている以上の揺れに驚き!安全確保のため、バーをしっかりと握ってくださいね。
【火災シミュレーター】
・消火体験
消火器を使った初期消火を学ぶコーナー。消火薬剤は3-5メートル飛ぶものの、噴出できる時間はわずか15秒。燃えているものと空気の間にまく感覚で、炎の根元を狙うのが消火のコツだそう。炎のCGに合わせて熱風も出るので、かなりリアル!
・煙体験
火災が発生した建物内を避難するシミュレーション。煙が立ち込めると、すぐ前にいる人の姿ですらぼんやりとしか見えません。自分一人が取り残されたようで怖かった……。
【緊急時対応訓練】
いつ、どこで発生するか分からない消防や救急への通報。いざという時に落ち着いて対応できるように学ぶことができます。
トレーニングとわかっていても緊張!
【横浜ハザードマップ】
災害発生時、自分の住む街でどんなことが起こるのか、予想される被害を学ぶことができます。
【エントランス】
玄関の消防車にお子さんはテンション↑↑↑。もちろん、運転席に乗って記念撮影ができます。
こちらの制服も人気の的だそう♪