見て! 触って! 世界を感じてみよう!
サークルウォークを通って2階から中に入ると、ガラス張りの明るいホールが広がっている。「国際協力機構」という名称に敷居が高いイメージを持っていたけれど、実は子どもたちでも楽しめる工夫がいっぱいだ。エントランス・ホールでは、2〜3カ月ごとにテーマを変えて、世界を感じられる展示を行っている。必見は、JICA横浜ならではの特徴的な施設「海外移住資料館」。参加型の展示は子どもたちにもわかりやすく、夏休みの自由研究のテーマにもなりそう。お勉強してお腹が空いたら、各国料理が楽しめる3階のレストランへGO!
2階入り口近くにはアジアやアフリカ諸国の楽器が展示され、子どもたちがいつでも自由に遊べる。地球儀でその国の場所を確かめながら、振って、叩いて、「世界」を体感してみては?
「海外移住資料館」は入館無料。館内展示を見ながら書き込みもできる「PASSPORT」をもらって、いざ、入館。
入り口にあるこれは何? 答えは実物で。
展示の前半は日本人の移住の歴史。日本初の「パスポート」もあるよ!
日本人の海外移住の歴史と変遷を立体的に展示。実際に手で触れたり、動かしたりできるコーナーもある。最後は「PASSPORT」にスタンプを押すのもお忘れなく。
お昼は3階にある港が見えるレストラン「Port Terrace Cafe」で、食で世界を感じよう。エスニックなメニューが週替わりで並ぶほか、ベジタリアンやハラルなど、日本人には馴染みの薄い食習慣も体験できる。気持ちのいいテラス席もあって、ランチは500円前後〜ととってもおトクなので、ランチ・スポットとしておさえておきたい。夜は、港の夜景を眺めながら世界のビールやディナーが楽しめる。
昼食 11時30分〜14時(ラストオーダー13時30分)
喫茶 14時〜17時(土曜・日曜・祝祭日のみ営業)
夕食 17時30分〜21時(ラストオーダー20時30分)
[TEL]045-641-1498
この週のエスニック・メニューは「ガパオガイラートカオ」600円。日本人にも食べやすくアレンジされているので、エスニック料理に馴染みのない方もチャレンジしてみて。
週替わりメニューは、ハラルカレー、具だくさんカレー、パスタなど7種類。この日の「麺」は、ウズベキスタンの「ラグマン」700円。メニューを見ただけではどんな料理かわからないので、まずは食べてみて。今まで知らなかった海外の国が、ちょっぴり身近に感じられるようになるかも。