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カタチあるモノ

● 神奈川県中郡大磯町 holo holoのレイメイキング

季節の花や木の実、葉などをつなげて作るレイ。南国ハワイでは、観光客に向けて歓迎の気持ちを込めて首に掛けてあげたり、誕生日や結婚式など様々なシーンで贈られる。日本でももっとレイを広めたい、そんな思いでholo holoではレイを作っている。

「ミモザの花言葉には、友情という意味があります。春は出会いとお別れのシーズンなので、こうした気持ちを込めたレイをプレゼントするのもステキかなって思います。夕べ、このレイを作っていたら、娘がデニムシャツに合わせるとステキよとアドバイスしてくれたので、トルソーに着せて合わせてみました」
 そう笑顔で話しながら美奈子さんは、ご自宅兼教室に飾っている花や実、レイを作る道具などを見せてくれた。
「もともと花が大好きで、ただ買う人だったのが、習って身につけて今度は人に教えているのだと思うと感慨深いものがあります。ブライダルフラワーを習い、生け花を習い始めた頃は、娘がまだ小さかったので毎日が本当に慌ただしかったのですが、花と向き合う時間は楽しくて何よりも私自身がとても癒されました」

娘のために作ったレイ
 美奈子さんがレイに出合ったのは、親子でフラを始めたのがきっかけ。
「フラダンサーにとってレイは欠かせない装身具のひとつです。私は今、フラをお休みしていますが、娘は昨年まで続けていました。私にとって一番思い出深いレイは、発表会のソロで踊る娘のために作ったことです。いつか娘のためにレイを作りたいと思っていましたので、その時は今まで過ごしてきた色々な思いをつなぐという気持ちを込めて、カーネーションの花びらを一枚一枚重ねて作りました。二本分のレイにカーネーションを200本近く使い、花びらの間隔もバランス良くぎゅっと詰めて作るので、なかなか大変でしたけれど(笑)」
 フラを踊る人にとってレイはとても身近なものだが、もっと多くの人たちにレイの素晴らしさを伝えたいと美奈子さんは声を大にして言う。

大切な人を思いながら花をつないでいく
「私が思うレイのいいところって、花や葉、実の一番美しい時を楽しめるところにあるのかなって思います。生花なので時が来れば枯れてしまいますが、だからこそ艶やかな花びらや部屋中を漂う優しい香りに惹き付けられる、そんな気がします。身につけているとどうしても体温で花びらは時間とともに弱ってしまいますが、それまでの間、ずっと優しい香りに包まれているってステキですよね。もちろん傷みにくい花を選べば長持ちをしますし、実もので作れば傷みをあまり気にせずにいられます。それに何より、贈る相手のことを思いながら花を選んだり、時間をかけて花をつないでいくのは心がこもった温かい贈り物だと思います」
 花を贈るのと同じ感覚で、花言葉を込めたレイを作って贈りたくなってきた。美奈子さんの熱い思いにぐんぐん惹き込まれる。
 「レイはラフィアで編んだり、木綿の糸で花や葉をつなげるので、最終的に土に戻すことができます。私はいつも楽しませてくれたレイに感謝の気持ちを込めて、近くの山へ返しに行きます。こうしたことも含め、花を通じて優しい心を育んでもらおうと、子ども向けに"花育"などの教室や、大人向けにレイメイキング、ヨガや陶芸とのお花コラボレッスンなど、花の楽しさをもっと広げていきたいと思っています」
 

デュビン美奈子(デュビン みなこ)
ハワイアンスタイルのレイをはじめ、生花の魅力や楽しさを海や山に囲まれた大磯から発信。幼稚園教諭等の資格を活かし、子ども達の感性を育てる「花育」のクラスも人気。有限会社Superior Design取締役
www.holohologift.com
holo holo Flower & Gift ●ショップ情報
TEL:090-4423-4059
 

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暖かな黄色が心を躍らせてくれる春の花、ミモザを使ったレイ。相性のいいユーカリなどと合わせ、取材の前夜に美奈子さんが作っておいてくれた。半日以上の時間が経ってもピンピンして生命力に溢れている。

【美奈子さんが今のお仕事に就かれるまでの流れを教えていただけますか?】
子育てと仕事を両立しながら、ブライダルフラワーや生け花を習ってスキルを上げました。娘がまだ小さかった頃は毎日が慌ただしかったのですが、花と向き合う時間は楽しくて私自身がとっても癒されました。その後、もっともっと花について知りたいと思い、花の仲卸店で仕事もしました。一年ほど経ち季節の花をひとまわり見終わって、花に携わる仕事が私にもできると思ったのです。その頃、娘と一緒にフラを踊っていたのですが、フラをしていくうちにレイにも自然と興味が湧いてきて、レイの作り方を学び、花の仕入れを自分でし、作り始めました。もともと花が大好きで、ただ買う人だったのが、習って身につけて今度は人に教えているのだと思うとちょっと感慨深いものがありますね。今は大磯の自宅兼アトリエでレッスンをおこなっていますが、大磯に引っ越してくる前は、辻堂や茅ヶ崎、藤沢あたりのレストランを借り、ランチ前の時間帯に花のレッスンをしていました。当時のレッスン内容は、季節のアレンジがメインで時々レイメイキングを入れていました。

【今、こちらで行なわれるレイメイキングに参加される方は、やはりフラダンサーの方が多いのでしょうか?】
そうですね、今はまだフラを踊る方の参加が多いですね。私はもっとたくさんの人たちにレイを日常生活の中で身につけて楽しんでもらいたいなと思っているのですが、残念なことにクリスマスシーズンにドアなどに飾るリースとよく間違えられます。レイという言葉も日本では浸透していない。そこで「ハワイの空港で首に掛けてもらう花」と言うとようやくわかってもらえるのです(笑)。ハワイではフラの他に誕生日や結婚式、卒業式など色々なシーンでレイを贈りあう習慣があるので、日本でももっと日常的にレイを贈り合えるよう、レイの魅力を伝えていけたらと思っています。また日本の文化や習慣にあった新しいタイプのレイの作り手になりたいです。

【確かにフラダンサーだけではなく、色々な人が日常の中に取り入れられたらステキです。ミモザのレイもこうしてデニムのシャツと合わせると一気に日常使いになりそうですね】
ありがとうございます(笑)。ミモザは春を呼ぶ花とされ、きれいな季節でしたので相性のいいユーカリやローズマリーと合わせてみました。これは夕べ私が作っていたら、娘がデニムシャツと合わせるとステキよってアドバイスしてくれたので合わせてみました。また、花の楽しみ方のひとつに花言葉がありますが、例えばミモザには「友情」という意味があるので、春にはピッタリかと。花言葉に気持ちを込めて大切な人にレイをプレゼントするのもステキですよね。

【ミモザのレイは美奈子さんが夕べ作られたものですよね、半日以上経ってもピンピンと元気なんですね】
そうなんです、花を選べば長く楽しめるんですよ。どうしても生花なので時がくれば枯れてしまいますが、傷みにくい花もありますし、実物(みもの)で作ればある程度長く楽しめます。

【美奈子さんの思うレイのステキなところってどんなところにありますか?】
贈る相手のことを想いながら、花言葉を意識して選ぶのは楽しいですし、贈られた方も意味を知ると嬉しいですよね。そして一輪一輪の花材を丁寧に編んだり、つないでいくので、心がこもっているところに魅力があるのかなと思います。先ほどお話しましたように、比較的水持ちのいい花を選べば長く楽しめます。また、逆説になってしまいますが、生花は枯れるからいいと思うんです。ちょっと大袈裟かもしれませんが、艶やかな花が枯れていくところに限られた瞬間の生命の美しさってあると思いますし、その美しい「今」に想いを託すというところに魅力がありますね。

【美奈子さんが今まで作ってきたレイのなかで一番思い出深いものはありますか?】
やはり娘のために作ったレイです。私は今、フラをお休みしているのですが、娘は昨年まで続けていました。フラダンサーにとってレイは欠かせない装身具のひとつなのですが、そのレイを発表会のソロで踊る娘のために作ったことが一番心に残っていますね。いつか娘のためにレイを作りたいと思っていましたので、その時は今まで過ごしてきた色々な思いをつなぐという気持ちを込めて、カーネーションの花びらを一枚一枚重ねて作りました。二本分のレイにカーネーションを200本近く使い、花びらの間隔もバランス良くぎゅっと詰めて作るので、なかなか大変でしたけれど(笑)。

【今後のお仕事は、どんなイメージですか?】
花を通じて優しい心や感性を育んでもらおうと、子ども向けの“花育”教室や、大人向けのレイメイキング、ヨガや陶芸とのお花コラボレッスンなど、花の楽しさをもっと広げていきたいと思っています。

_MG_5363.jpg“変わらぬ愛”の花言葉を持つ青いヒヤシンス。一輪一輪丁寧に茎から外し、一本の糸につないでいく。うっとりするくらい良い香りに包まれながら取材スタッフもレイメイキングに初挑戦。

_MG_5364-1.jpg比較的、大きさの似ているもので出来うる限り使ってみた。

_MG_5368-1.jpg花を一輪ずつレイニードルに刺していくクイ(KUI)というスタイルでレイメイキング。
慣れるまでおっかなびっくりだが、いつの間にか黙々と作業に集中してしまう。

_MG_5372-2.jpgレイニードルから糸に移動し、最終的に一本にまとまった。端を結んで出来上がり!

_MG_5379-1.jpgククイの実と合わせるとさらに華やか、ハワイな気分を満喫できます♪

_MG_5347-1.jpgholo holo とはハワイ語で「お散歩」という意味がある。お散歩気分で気軽にアトリエに足を運んでいただき、レイメイキングなどを楽しんでいただけたら、という思いが込められている。

_MG_5283-1.jpg「beautiful leis」と題し、これまで作ってきたレイやレイを身につけた写真などをまとめたアルバム。美奈子さんの作品の数々が思い出とともにおさめられている。

_MG_5344-2.jpgレッスンに使う葉も美奈子さんの手にかかるとご覧のようにかわいい空間に!

_MG_5342-2.jpg紅茶派・美奈子さんのお気に入り「TE HANDEL」。イラストレーター・山本祐布子さんの紅茶缶の線画がキュート!! 美奈子さんがイイ!と思ったものをギフトとしてホームページで販売していく。この紅茶も2013年春より販売。 www.holohologift.com

_MG_5357-1.jpg独特の世界観、陶芸家・岡村朝子さんの作品にハマっています!

_MG_5360-1.jpg陶芸教室•岡村工房さんで作った食器類。左写真の2つの器は旦那様が、右のお皿は美奈子さんの作品。陶芸体験でお皿や花器を作り、焼き上がったお皿に旬の食材を盛ってお花見したり、自分で作った器にお花を生けたりなど、お花と陶芸のコラボレッスンを展開中。

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毎年5月1日にホノルル市が主催する「レイデー セレブレーション」。2010年のレイデーコンテストで娘さんが3位に入賞しました。

2013/03/16