mirea 街を彩る ヒト・モノ・コトをつなぐ[ミレア]

第71回 春の院展

横浜で初となる春の院展開催

日本美術院は、横浜出身の岡倉天心が中心となって1898(明治31)年に創立した日本画の研究団体です。上野で生まれた美術院は一時茨城の五浦へ拠を移しますが、天心の没した翌1914(大正3)年、上野で再興しました。そして横山大観や今村紫紅、安田靫彦、近年では平山郁夫といった画家を擁した団体として、日本画壇の先導的・中心的な役割を果たしています。
この度そごう美術館では、初めて「春の院展」を開催する運びとなりました。春の院展は、1945(昭和20)年に「日本美術院小品展覧会」として始まり、「日本美術院春季展覧会」名を経て、1970(昭和40)年に「春の院展」と改称し、現在に至ります。始まりの名の通り、春の院展で出品できる作品サイズは最大長辺が1.5mであり、2mを越える再興院展に比べて小さな作品が出揃います。秋へのステップとする画家もいれば、小品として独立した制作をする画家もいて、様々な世界が楽しめるのが春の院展の最大の特色といえるでしょう。この度の横浜展では、同人作家作品33点に加え神奈川県出身・在住の作家作品など、約200点を展覧いたします。

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【日本美術院同人作家によるギャラリートーク】
7月16日(土)宮北千織氏
7月17日(日)手塚雄二氏
各日午後2時より、そごう美術館展示室にて
参加費 無料(要 別途入館料)
※イベントの内容が変更または中止になる場合があります。ご了承くださいませ。

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