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根岸なつかし公園「旧柳下邸」で大正ロマンの香りを楽しむ♪

横浜の観光名所というと、山手の西洋館や中華街、山下公園などエキゾチックなスポットが数多く挙げられますが、今回ご紹介する「旧柳下邸」は日本情緒をたっぷり楽しめる近代和風住宅。東館・西館・洋館・蔵から構成され、「根岸」駅から歩いて向かうと、住宅街の中にひときわ高い洋館部分の屋根が姿を現します。
明治初頭から、横浜有数の「銅鉄引取商」として金属の輸入業を営んでいた柳下家によって建てられ、大切に守り継がれてきたこの建物は、大正12年の関東大震災でも大部分は損失を免れたそう。できる限り創建当時の姿に復元され、平成14年に横浜市指定有形文化財に指定されました。シンボル的存在である洋館は、表玄関の脇に1部屋だけ洋室を作る「一間洋館」と呼ばれる建築様式で、大正から昭和にかけて流行ったそうですが、根岸・磯子界隈では次々と取り壊されて今では貴重なものに。壁・天井・窓は洋風の造りながら、床だけは畳敷きになっており、大正ロマンを感じさせてくれる空間になっています。
季節のイベントや特別講座なども行われ、地域に根ざした存在となっている旧柳下邸。ガイドもしてもらえるので、希望の方は事前に連絡をしてくださいね♪


ぜひ見てほしい!
「旧柳下邸」4つのポイント

【その1】繊細なデザイン

障子の桟はほっそりとした造りで、優美さを漂わせている。強度を保つため、2本だけ太くなっているが、正面から見た時に細く見えるよう面取りされている。

【その2】レトロなスイッチ

白を押すと点灯、黒を押すと消灯するレトロな「ガングスイッチ」(復元)。濃緑色の壁は、修復する際に創建当時の土壁を保存しておき、再利用した。

【その3】創建当時の建材

補修の折は傷んだ部分だけを交換し、床や柱などはできるだけ創建当時のものを使用。公園内は電柱も地下埋設され、タイムスリップした感覚を味わえる。

【その4】「むくり」の屋根

ふっくらとわずかに弧を描く「むくり」を持たせた屋根も、ぜひ見てほしいポイント。東館は棟の向きが直交しているため、4つの入母屋屋根の複雑な構造に。

にっぽんの四季を楽しむイベントも開催!
春は「雛まつり」「端午の節句」、夏には「五右衛門風呂体験」や「七夕」と、四季折々のイベントが行われている。「古布縮緬で作る雛のつるし飾り」や「おとなの塗り絵」など特別講座も多彩!

《2015.9/27 中秋の名月 夜間開館に行ってきました♪》

曇り空が夕方、奇跡的に晴れた9/27(日)。邸内では端唄の演奏や天体観測が行われて大賑わい!旧柳下邸をイメージしてブレンドした磯子・増田園の日本茶もふるまわれ、人気を集めていました。

根岸なつかし公園 旧柳下邸

明治初頭から、横浜有数の「銅鉄引取商」として金属の輸入業を営んでいた柳下家によって建てられ、大切に守り継がれてきた「旧柳下邸」。できる限り創建当時の姿に復元され、平成14年に横浜市指定有形文化財に指定されています。

  • ショップ・スポット名
    根岸なつかし公園 旧柳下邸
  • 住所
    横浜市磯子区下町10
  • 電話
    045-750-5022
  • 営業時間
    建物開館時間:9:30〜16:30 休園・休館日:毎月第2・4火曜日(祝日の場合はその翌日)、年末年始。※平成26年1月15日まで臨時休館中。

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