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色もテクスチャーもおいしい「旅するコンフィチュール」

Yokohama ArtNavi × mirea コラボ連載!
〜食べることが好きな人は 美しいものも好き〜
◆◆◆◆◆The 3rd dish◆◆◆◆◆

私たち人間は旅をします。まだ見ぬ景色や人との出会いが「旅」を味わい深いものにしてくれます。今回は「旅するコンフィチュール」の代表であり、製造者でもある違克美(ちがいかつみ)さんにお話を伺いました。コンフィチュールはどんな旅、どんな出会いをつないでいるのでしょうか。

色もテクスチャーもおいしい無添加ジャム「旅するコンフィチュール」

◇◇◇◇◇可愛らしいネーミングの由来は?◇◇◇◇◇

「横浜をはじめ、色いろな土地の農家さんから、ジャムになるために収穫された季節の果物や野菜が私のもとに旅してきます。そして瓶詰めされたジャムたちは、ここからお客様のもとへと旅をする。私自身も食を通して欧米などを巡りいろいろな出会いがありました。そういったことをコンセプトに『旅するコンフィチュール』と名付けました」。

しかしこのブランド名、当初はキャッチフレーズとして使用してはいたものの、ブランド名としては使用せず、別の名前があったとか。「最初は『アプリュス』といって、フランス語で『またね!』を意味する商品名にしていたのですが、覚えにくかったのかほとんどのお客様に『アプリュス』ではなく、『違さんのジャム』と呼ばれていたんですね。自分でも言いにくかったですし(笑)。コンフィチュールのロゴをお願いしたグラフィックデザイナーの天野和俊さんといろいろご相談させていただいた結果、ブランド名はそれまでキャッチフレーズとして使用していた『旅するコンフィチュール』を採用することにしたんです。それからは、お客様にもしっかり名前が浸透して、もう『違さんのジャム』と言われることもなくなりました」。

◇◇◇◇◇人との出会いに恵まれた環境で◇◇◇◇◇

前述の天野氏は、お菓子のパッケージデザインなども数多く手掛けてきた横浜に拠点を構える注目のグラフィックデザイナー。「お金はないけれどブランドロゴだけはちゃんとしたものを作りたい」そんな熱い思いを抱いていた違さんは、友人からの紹介を受け、念願の天野氏との出会いを果たします。そして、ブランド名の相談から始まり、ロゴデザイン、瓶の選定、ラベルやパッケージデザイン、さらには商品展開やビジュアルプレゼンテーションなどなど。ブランド全体の方向性を一緒に考えてもらう、「旅するコンフィチュール」にはなくてはならない存在になったそうです。

毎週金・土のみ直接販売しているショップ兼工房は、横浜・関内エリアにある築40年以上のビルの一室をリノベーションして2013年10月にオープンしました。このビルには、同じようにリノベーションを経て、デザイン事務所やWEB制作会社などさまざまなクリエイターが多く入居し、2Fにはシェアオフィス・さくらワークスやイベントスペースが入るなど、いろいろな人の出入りや交流が盛んな場所です。「この場所がなかったら、きっと私は『旅するコンフィチュール』を始めていなかったと思います。横浜のクリエイターさんはあまり垣根がないので、みんなで集まって出会いの場を作り、そこでつながっていくことがとても多い。そのなかで、アドバイスをいただいたり、一緒にコラボレートしてイベントを開催したり…。ここでの出会いが、今の私のモチベーションにもなっているんです」と違さん。場所が人を呼び、人が出会いを運んでくれる…そのつながりでこれからも世界がもっと広がっていくと思う、と語ります。

◇◇◇◇◇ジャムのラインナップは、旬の素材、そして色から◇◇◇◇◇

「旅するコンフィチュール」の特長は、何といっても、カラフルな色彩。ラベルデザインがシンプルな分、よりジャムの鮮やかな色が際立って映ります。「ジャムというとラベルには、苺ジャムには苺の絵、ブルーベリージャムにはブルーベリーの絵が書かれていますよね。中身がすぐ分かることも重要だと思うのですが、私はあえてそれをやめたかった。ジャムっぽくないラベルを作りたかったんです。素材がもっている果肉の質感とか、種の色やつぶつぶなど、瓶から見えるテクスチャーを美しいまま大事にしたかった」といいます。

さらに、季節ごとに変わる商品ラインナップについて伺うと、「まずは季節ごとに収穫できる素材が違うので、先に旬の素材を農家さんと相談しながら選びます。ただ、私は、それと同時に色からもラインナップを考えるようにしているんです。ジャムの入った瓶を並べたときにカラフルで美しくなることを想定して、オレンジ、イエロー、レッド、グリーン…この辺りのカラーをベースにバランスよく作るようにしています。もちろん素材の組み合わせ方によって変わる味のおもしろさも大事にしながら。意外な組み合わせで想像もしなかった美味しい味に出会えることもあります。」赤や緑の素材集めは難しく、特に種類の少ない赤系は赤ワインなども加えて色作りをされているとのこと。さらにマットなペースト状のもの、光が透ける透明感のあるものなどのバランスも重要だといいます。

可愛らしい瓶に詰まった、色とりどりのコンフィチュール。それらを並べて飾れば、キッチンに立つ時間も楽しくなりそうです。さらに、ジャムを箱に詰めて、大切な誰かへの贈り物に。箱を開けた瞬間、きっと幸せな気持ちにしてくれるはず! 農家の皆さんの手から違さんのもとへ、そして色いろな人との出会いを経て作りあげたコンフィチュールが私たちのもとへ。そうやって違さんのコンフィチュールは今日も旅を続けています。

クリスマス限定のスペシャルボックス入りコンフィチュールセットが新登場! 数量限定品なのでお見逃しなく。

【旅するコンフィチュール】
横浜市中区相生町3-61 泰生ビル402
http://www.tabisuru-conf.jp/

※工房での直接販売は、毎週金・土曜日のみ!
販売時間:11:00〜18:00(イベント出店等によりお休みの場合がございます。詳しいスケジュールはHPのイベントカレンダーをチェック!)

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