mirea 街を彩る ヒト・モノ・コトをつなぐ[ミレア]

不思議な階段。これ、なんだろう?その答えは…!!!!

ヨコハマ・アートナビ 2015年夏・秋号の表紙を飾っているモノクロームの写真。とってもアーティスティックなこの階段、一体何なの? どこにあるの? その答えをお教えしましょう。


神奈川県庁本庁舎の「キングの塔」内部にある「鉄骨階段」
でした!

6F建ての本庁舎の上に重ねられた、キングの塔と呼ばれるこの塔屋の内部に設置されています。


この階段を真下から覗くと、表紙の写真のような構図になるんです。(残念ながらこの鉄骨階段は立入禁止)

横浜のシンボルとして知られる横浜三塔のひとつ、キングの塔。そのキングの塔屋内にある鉄骨階段を捉えた1枚が、ヨコハマ・アートナビ7月号の表紙に選ばれました。この階段は立入り禁止ですが、本庁舎の階段を6階まであがると、屋上へ出る手前の階段の踊り場で見ることができます。1928年の県庁舎竣工当時から残っている歴史的にも価値のある鉄骨階段なので、眺めのよい屋上へ出る際はぜひチェックしてみてください。(県庁舎では、本庁舎屋上展望台、新庁舎1Fおよび本庁舎6F「神奈川県庁本庁舎歴史展示室」、第二分庁舎1F安全・安心まちづくりセンターは自由に見学することができます。月曜日〜金曜日8:30〜17:15)

さて、ここからはさらにアートを感じさせる、神奈川県庁本庁舎内のさまざまな場所へエスコートしましょう。

まずは正面玄関から。現神奈川県庁本庁舎の建物は、関東大震災後の1928年に建てられた4代目。登録有形文化財になっています。

どーんと構えた重厚な造りですね。ポーチ上部の彫刻にも注目しながら、中に入ってみましょう。


正面玄関ホールの床には大理石、そしてタイルの装飾も。


「神奈川非核兵器県宣言記念碑」の銅像が来館者を出迎えてくれます。


柱やシャンデリアなど、創建当時流行していたアール・デコ様式の雰囲気を残したまま。いたるところにフォトジェニックなモチーフがいっぱいです。


正面階段にある陶製装飾灯。よく見ると、極楽に咲く花とされる「宝相華」の模様があしらわれています。この「宝相華」の模様は、庁舎内のいたるところに施されているので、よく注意して見てみてください。

ほら、さっそく2Fへとあがる階段の手すりのグリルにも。


4Fにも陶製タイルの「宝相華」のモチーフ。


3Fにある知事室の扉。残念ながら中に入ることはできませんでしたが、重厚な木の扉にも「宝相華」モチーフが配されています。

そして、今回特別に旧貴賓室(第3応接室)に入れていただきました。この第3応接室も扉やシャンデリア、時計などに「宝相華」があふれています。


ちなみにこの壁掛け時計。数字の脇に施された12個の赤い点、本物のルビーがはめ込まれているといわれているそうです。

さて、最後は外に出て、外観を。

旧帝国ホテルを設計したフランク・ロイド・ライトの建築様式を模したといわれるこの外観。洋風の建物に和風の屋根をのせた和洋折衷なスタイルが特徴とされています。上向き矢印のようなブルーの連続装飾が印象的ですね。

ほら、こんなところにも! 可愛らしい!(笑)

いかがでしたか?まだまだ見どころがいっぱいあるのですが、次はぜひご自分の目で確かめてみてください。神奈川県庁は毎月第3日曜日が一般公開の日。知事室(扉の外から)や旧貴賓室(第3応接室)、旧議場(大会議場)などを見ることができますよ。

取材協力:神奈川県庁本庁舎
今回、取材した県庁では、マグネット・カルチャーと題して文化の力でヒトをひきつける取り組みを行っています。神奈川県発カルチャーサイト「マグカル ドット ネット」では、音楽、ミュージカル、映画などさまざまなジャンルのイベント情報や文化施設を紹介。

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