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大ブレイク中! 「“あったかいんだからぁ♪”」のクマムシ 長谷川俊輔さんが登場!

「“あったかいんだからぁ♪”で世界進出!
音楽番組の司会をするのが夢です」

アルバイト中に舞い降りたあの人気フレーズ

「あったかいんだからぁ♪」で大ブレイク中のお笑い芸人クマムシ。ヒゲで坊主のボケ担当・長谷川俊輔さんと、イケメンのツッコミ担当・佐藤大樹さんのコンビが繰り広げる漫才から生まれたこのフレーズが、今年の2月にCDとなってリリース。4月には、英語バージョンで世界251カ国に世界配信されたばかりだ。お笑い界を疾走する若手芸人クマムシの“あったかい”方、長谷川さんがフレーズ誕生の秘密や世界配信への思い、これからの目標について語ってくれた。
「あったかいんだからぁ♪が生まれたのは、ドラッグストアでアルバイトをしていた時のこと。食品コーナーの棚卸し中に、コーンスープの棚を数えていると“特別なスープ〜♪”のフレーズが降りてきたんです。前にあるコーンスープのパッケージに“あったかいんだからぁ”って書いてあって、ふたつがピタッとつながりました。それを曲のつなぎに使おうとライブで試してみたら、“あったかいんだからぁ♪”の部分だけ、やたらウケる。そこからネタが完成しました」
お笑いファンをはじめ、芸能界のアイドルやアーティストにもこのフレーズが大流行。瞬く間に、「あったかいんだからぁ♪」が世間に浸透し、満を持してCDリリース、世界配信に至った。『Attakaindakaraa♪feat.カストロさとし』では、英語パートをカストロさとしさんが、日本語パートを長谷川さんがラップを交えて歌う。
「クマムシを全く知らないアルゼンチンやエジプトの人が、この曲を通じて僕らのことを知る。面白いなぁと思います。最近では、日本のお笑い芸人が海外で公演することもある。日本のお笑いって、各国共通なんです。いずれは歌ネタで海外にも進出できたら嬉しいですね」

美声の秘訣はマスクと緑茶 二人で音楽番組を持ちたい

デビュー5年目でのブレイクで順風満帆かと思いきや、これまでコンビ解散の危機もあったとか。
「養成所時代、相方の佐藤君の遅刻グセがあり、やめようと思ったこともあった。その時やめなくて本当に良かったと思います(笑)。二人とも音楽が好きなので、音楽番組をやるのが夢です」
いかついビジュアルから飛び出す、伸びやかなスウィートボイスが自慢の長谷川さん。この美声を保つために、気をつけていることがあるそう。
「寝るときは必ずマスクをします。あと、お酒を飲んでカラオケに行くと、必ず声がかれちゃうんですよ。だから次の日に収録やレコーディングがある時は、絶対にやらないですね。お酒自体飲みません。お茶を飲みます。ウーロン茶じゃなくて緑茶ですね。ウーロン茶は、のどの脂を取ってしまうと言われているので、飲まないように気をつけています」
横浜にまつわるエピソードでは、大好きなアーティストとの逸話を教えてくれた。
「横浜出身のレゲエサウンドクルーMIGHTY CROWNさんの大ファンなんです。羽田空港で一度お会いしたことがあって、レストランで食事中だったので、食事が終わるまで外で待って。その間に色紙を買って、出てきた時にサインをお願いしました! 今でも大事に飾ってあります」
見た目通りの“あったかい”人柄で、丁寧に語ってくれた長谷川さん。2015年、さらなる活躍で、私たちの心を“あったか〜く”してくれるだろう。

◆ 横浜のここが好き! 「横浜レゲエ祭」

「DJをしていたこともあり、ブラックミュージックが好き。ジャパニーズレゲエも好きで、横浜レゲエ祭には何度か行きました。MIGHTY CROWNさんの大ファンで、羽田空港で会えたときには感動しました!」

◆もっともっと! 知りたい! クマムシ 長谷川俊輔さんのコト

■性格をひとことで表すと?
ちょっとネガティブ

■死ぬ直前に食べたいものは?
母のみそ汁。ねぎと油揚げ、豆腐入りで。

■好きな寿司ネタは?
とびっこ

■ 好きなおにぎりの具は?
こんぶ

■ 今旅行したい場所は?
ハワイ。あったかいんだからぁ♪

■恋愛では肉食系、草食系?
意外と草食。

■女性のフェチポイントは?
声。ラジオDJのような、すっと耳に入る声にグッとくる。

■ 勝負のデートスポットは?
あらかわ遊園。生まれが、この近くなんです。

■ハマっていることは?
ガチャガチャ。微生物とか集めるのが好き。

■座右の銘は?
遠慮するなら、舞台に立つな。

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◆ 本誌に載せられなかったインタビューのこぼれ話を公開!

◆養成所で出会ったクマムシの二人。最初はコントに挑戦していたが、作家さんから「もっとお互いが好きなことをしてみたら?」というアドバイスを機に、長谷川さんが好きな歌とアイドルを組み合わせた漫才に変更。いかつい長谷川さんが歌うアイドルソングのギャップがうけ、ブレイクにつながった。

「小学校の卒業アルバムには、芸人になりたいと書いた。夢が叶ったのは嬉しいですが、僕の目標は原田泰三さんや山口智充さんのようなマルチに活動できる芸人。事務所の歴史をみても、ザ・ドリフターズさんやクレージーキャッツさんは歌をやっていましたしね。芸人として賞レースは狙うのはもちろん、歌に役者、何でもやりたいですね」

◆人気お笑い芸人として、街で声をかけられることも増えたそう。最近では、こんな困った出来事も。

「後ろから『すみません、ちょっと寒いんですけど…いいですか?』て、ネタふりされたり、喫茶店でアイスコーヒーを頼んだら、「ホットじゃないんですか?」ってがっかりされたり(笑)」

◆最近、一番嬉しかったことを聞いてみると、あの人気番組に出演した時のエピソードを教えてくれた。

「『踊る!さんま御殿』に出演させていただいた時のこと。僕らのトークで(明石家)さんまさんが、テーブルをばんばん叩いてくれて。その瞬間、『芸人やってて、本当に良かったなぁ』と思いましたね。さんまさんと初共演だったのですが、芸人として大先輩で、お笑いに対しても厳しいだろうし、怖いんじゃないかと緊張していました。いろんな先輩芸人さんから、さんまさんの目を見ていると、次おまえに振るからなっていう合図があるから分かると言われていた。だから僕も目だけをずっと見ていたんですよ。そしたら本当に、次おまえに行くからなってチラッとこっちを見たあと、ワンクッションあって、な!って振られて。そこで言った一言で、笑わせられたのが嬉しかったですね! 2時間半ぐらいの収録でしたが、さんまさんは途中一滴の水さえ飲まない。一流のお笑いは、全力なんだというのが伝わってきましたね」

◆最後に、コンビをうまく続けていくコツは?

「昔は佐藤君に、『こういう言い方してほしい』『こんなふうに立ち振る舞いをしてほしい』って、注文ばかりつけていたんですよ。それが、佐藤君にいい影響を与えていなかった。のびのびやらせてあげたほうが、佐藤君の個性が出ておもしろいっていうのに何年か前に気づいたんです。それからは何も言わなくなった。好きなようにツッコミをして、好きなように立ち振る舞う。それで、クマムシ・佐藤として活きる。それ以来、ネタ合わせが楽しくなって、お互いのびのびできるようになった。
もちろん、真剣にやることも大切です。ライブでウケなかったところは、お互いに修正する。何が悪かったかは、それぞれがよく分かっているので「俺はこう言うわ」「俺はこう変えるわ」って。
お互いがお互いを口うるさく言わない。これがコツですかね?」
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◆PROFILE◆
クマムシ 長谷川俊輔
1985年 埼玉県出身。2010年にワタナベコメディスクールに入学し、佐藤大樹とクマムシを結成。「あったかいんだからぁ♪」のフレーズでブレイクし、今年2月にはCDデビューを果たす。趣味は、音楽鑑賞とDJ。好きな音楽はブラックミュージック、落ち込んだ時に聴く音楽は、カーペンターズやノラ・ジョーンズなどの癒し系。
http://www.watanabepro.co.jp/mypage/4000030/

◆リリース情報◆
『Attakaindakaraa♪feat.カストロさとし』
世界251カ国に配信中

『あったかいんだからぁ♪』
好評発売中

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