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『キノコのメインディッシュスープ』 スープの季節がやってくる!・1

『 ものがたりのあるレシピ。』 9月

フランス人の日常食スープ。
旬の食材をたっぷり入れれば、食卓の主役にもなる季節のごちそうへと変身です。湯気の上がるスープが美味しい季節もすぐそこまで来ていますね。
大きいスーパーやデパートの地下、旅先で見かける道の駅などでは天然の香りよいキノコが出回っているはず。こんな素敵な旬の食材を見かけた日には、キノコたっぷりのスープでフランス流に食卓を楽しんでみるのもよいかもしれませんね。
今月よりWEB(レシピ下方)にて食材にまつわるものがたりをご紹介いたします。こちらもお楽しみに!

<材料> 2人分
玉ねぎ 1/2個   
バター 大さじ1   
シイタケ 3枚   
マッシュルーム 6個   
エリンギ 2本   
薄力粉 大さじ1
牛乳 400㏄   
ソーセージ 4本   
塩・胡椒 適量

1. 玉ねぎは粗みじん切りにする。きのこ類は5㎜のスライスにする。

2. 鍋にバターを熱し、玉ねぎを炒める。しんなりしたらきのこ類も炒める。

3. 薄力粉を加えさっと炒めて、牛乳を加える。よく混ぜ蓋をして弱火で3分煮る。

4. ソーセージを加えて温め、塩・胡椒で味をととのえる。バゲットを添えれば、これだけで十分な一皿に!

 9月のコラムはキノコのものがたり
 ~ フランスでキノコを買う ~


↑ フランス南西部サルラの市場で見かけた「セップ」

秋が深まってゆくこの季節、フランスのスーパーでは並ぶキノコの種類がぐっと増えます。
マッシュルームのように栽培されて一年中出回っているものと違って、この時季にしか出会えない天然のキノコはまさに旬のごちそうです。
代表格は夏が終わると旬を迎える「セップ」。日本では乾燥されたものがイタリア名のポルチーニとして出回っていますね。日本の松茸にあたるキノコの王様的存在のセップは、大きさは大小さまざまでお値段は少々高く、香りは格別。秋になったらいち早く味わいたいキノコです。他にも「トランペット・ド・ラ・モール=死のトランペット」という名前も恐ろしい真っ黒なキノコや、「ピエ・ド・ムトン=羊の足」など名前も形も個性的なキノコがあったりと、秋のキノコは目にも舌にも私たちを楽しませてくれます。
マルシェ(市場)のキノコ屋さんには、さらに見たことのないキノコが並びます。店主のおじさんにあれこれ聞きながらキノコを買うも眺めるもよし。下処理や料理法を聞けば、喜んで教えてくれるはずです。
パリ在住時、私はスーパーでキノコを買うことの方が多かったのですが、こちらはキノコが山積みにされほしい分を自分で袋に入れて量り売りされるシステム。中には痛んだものが混じっていたり、キノコの山には葉っぱやコケも一緒になっているので、これを拾わないように注意しながらほしい分だけを選びます。
これらのキノコを日本に持って帰ることは、検疫上難しいのですが、現地のレストランで味わったり、図鑑のように並ぶキノコを眺めて香りを楽しむだけでも、くいしんぼさんには興味深い時間を過ごせるのではと思います。

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