mirea 街を彩る ヒト・モノ・コトをつなぐ[ミレア]

アトリエアミリ主宰 小池亜美梨さん

「モノづくりの楽しさを感じながら
暮らしの中にエッセンスをプラスしませんか」。

厚紙(カルトン)で組み立てた箱などに、紙や布を貼り付けて仕上げる「カルトナージュ」。18世紀ごろの南仏で、蚕を入れる紙箱に装飾を施したことにはじまるといわれ、現在は日本でも広く楽しまれている。ティッシュボックスや小物入れなど、身の回りにあるモノをオシャレに変身させられたら素敵だなと思い、横浜でワークショップを開いている「アトリエアミリ」を訪ねてみた。
主宰する小池亜美梨さんがカルトナージュに出会ったのは十数年前。新聞の折り込みチラシがきっかけで教室に通っていたところ、職場仲間などから「私にも教えて」と請われるようになり、ついには自ら教室を主宰するようになったそう。
「女の人って、モノを作ることが好きですよね。手先が器用じゃないから、と尻込みする方もいらっしゃいますが、マイペースで取り組んでいけば、きっと自分なりの楽しさが見つけられると思います」
インテリアをトータルでコーディネートしてみたい、という生徒さんの声に応えて、希望に応じてプリザードフラワーやビーズ手芸のワークショップも行っている。

【profile】

通信事業会社に勤める傍ら、趣味でカルトナージュやフラワーアレンジメント、カラーコーディネート、カメラスタイリングなどを学ぶ。ダブルワークでスクール事業をスタートし、2013年、出産を機に現在のアトリエアミリを開設。現在アトリエでは、カルトナージュをはじめ、プリザードフラワー、アーティフィシャルフワラーなどのワークショップを開催。趣味で楽しみたい方からプロを目指す方まで、ニーズに沿ったプログラムを受講できる。

海外ブランド「ジェニファテイラー」の作品。部屋の中に散乱しがちな細々としたモノを入れておくのも、こんなオシャレな箱だと世界観が変わりそう。

四角い箱に限らず、丸いカートンや手提げも作れる。材料もアイデア次第なので、小池さんはお嬢さんが着なくなった服の生地を使うこともあるとか。

作りたいモノの設計図を描き、厚紙をカットして貼り合わせてゆく。仕上がりは女の子的だが、工程は手芸というより工作かも。

 

小池亜美梨さんインタビュー

カルトナージュに出会ったきっかけは?

新聞の折り込みで「フランスから来た布小箱を作ってみませんか」というチラシを目にしたことがきっかけです。その時は定員オーバーで参加することができなかったのですが、俄然興味が湧いてしまい、教室を探して通いはじめました。当時は一般企業に勤めていたので、休日の趣味として楽しみながら、結局、3年ほど通いました。

「カルトナージュ」は優雅な工芸品のイメージがあるかもしれませんが、私が興味を惹かれたのは「モノづくり」の側面です。父が製造業を営んでいたので、私は幼い頃から図面を引く手伝いなどもしており、モノづくりに対する思いが自然と育まれていたのかもしれません。

はじめから「仕事にしたい」と思ったのでしょうか。

とんでもない(笑)。はじめは、家の中の細々したものがポンっとまとめられる箱があったらいいな、という軽い気持ちでした。それが、たまたま私の作品を見た会社の同僚から「私にも教えて」と言われたことがきっかけで、週末に教室を開くようになったんです。当初は材料費をいただく程度でしたが、希望者が増えるに従って私自身の取り組み方も変わってくるので、「これを本業にしたらどうだろう」と考えるようになりました。カルトナージュが好きなのはもちろんですが、自分で起業できたら、会社勤めを続けるより充実した人生が送れるのではないか、と考えたんです。

女性の企業内でのキャリアは、どうしても結婚や出産に左右されがちです。その点、自分が“経営者”ならその都度選択を迫られることなく、むしろどんどん広がっていけそうじゃないですか。そんな思いから、当時勤めていた会社を辞め、カルトナージュの講師を本業にしました。

現在のアトリエを開いたのも、その頃ですか。

アトリエを借りたのはもっと後ですね。起業した後で結婚し、子どもができたことがひとつのきっかけでした。カルトナージュだけでなく、プリザートフラワーやフラワーアレンジメントも手掛けるようになっていたので、子どもが細かなワイヤーなどでケガをしないよう、仕事場を独立させたというのが本音です。

子どもができたことは、当然のことながら、仕事の進め方や考え方にも大きく影響しました。作品作りや教室運営は続けましたが、子どもを幼稚園に預けなければならないので、使える時間は限られます。そこで、時間的な制約の少ない通信教育の講座を立ち上げたんです。

通信教育は時間的に自由がききますからね。

そうですね。でも同じ思いは、私だけでなく生徒さんたちも抱いていたんです。子どもが小さいうちはアトリエまで通うのが難しいけれど、自宅でなら子どもがお昼寝している時間に取り組んでもよくて、しかも自分のペースでできるでしょう。さらに、通信教育には住んでいる場所の制約がないのもメリットです。現在の受講者は全国規模で、沖縄にも生徒さんがいらっしゃいます。

講師の育成にも取り組んでいらっしゃるそうですね。

確かに、教室ではクラフト講師になるための技術も教えているので、「好き」を活かして自分らしく生きたい、仕事をしたいと望む女性が増えています。ただ実際には、技術を身に付けるだけで講師として独立し、自分の教室を運営していくのは難しいのが現状です。

そこで、私がこれまで培ってきた経験をもとに、好きなことをビジネスにするためのノウハウを伝える「起業塾」をスタートさせました。今は誰でも起業できる時代といわれていますが、継続していくためにはビジネスの基本をしっかり学ぶことが重要です。仕事としてカルトナージュに取り組んで約10年。私が見つけ出したビジネスモデルを活用して、より多くの女性に、選択肢の多い自由な人生を歩んで欲しいと思っています。

アトリエアミリ

厚紙(カルトン)で組み立てた箱に自分好みの布や紙リボンなど貼り合わせ自分好みのインテリア雑貨をつくる「カルトナージュ」
フランスヨーロッパから入ってきた工芸で針と糸が苦手な人でも糊で貼り合わせるだけなので工作感覚で作ることができます。
好きなものに囲まれた暮らしを自分の手で作っていく時間は生活を豊かにしてくれ自分時間を充実させてくれます。

  • ショップ・スポット名
    アトリエアミリ
  • 住所
    神奈川県横浜市西区高島2-6-38 岩井ビル313
  • 電話
    045-534-9696
  • 営業時間
    火曜~土曜 10:30~15:00(不定休) 要相談
  • クレジットカード
    VISA、MASTER、JCB
  • 駐車場
    有 店舗利用者割引あり
  • 予約
  • URL

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