「野毛で迷った住宅街にあったお蕎麦屋さんが美味しかったよ。坂の上にあるそば屋さん」
そんなアバウトな話を聞いたのが2年前。そんな情報でどうやって探せと?と思っていたのだけれど、中屋さんでお蕎麦にはまって以来、夏太り2キロが解消された今、無性に行きたくなり、野毛在住の方に下見をしてもらってから、まだ暑さの残る9月の半ばに行ってきました!
リサーチしてくれた方は「日ノ出町の駅のきゅう坂の上の方ですぐわかるよ」と教えてくれたのですが、「きゅう坂」がわからない・・・
さんざん迷って結局、別ルートで辿り着いたのがここ!
日ノ出町の駅の雑踏とは違った海の爽やかな風が通り抜ける別世界。
いわゆるパワースポットは「気がいい」といわれますが、そういう場所は、風が滞りなく流れ続けていることが多いのですが、お店の場所もそんな、意外なほどに風の抜ける場所。
どこか懐かしい日本の風景がひろがっています。
お蕎麦屋さんに来たなら、まずは「せいろ」を食べて欲しいのかな?と思って、品の良い女将さんに聞いたら「量が少ないから、他のがいいわよ」とのこと。
お昼に食べるなら、鴨せいろとか(1300円)とか、つけとろろ(1200円)がおススメというので、つけとろろ(九州産の自然薯)蕎麦を頼みました。
お蕎麦はしっかり風味。そしてそれを、からめのおつゆと混ぜてつける、この自然薯が、弾力があってふわっふわでめちゃくちゃ美味しいのです!迷った疲れも一気に解消。
「う〜ん。これはお酒が欲しくなる」と見れば、お座敷席では、昼間から酒盛りをしているおじさんたちが・・・うらやましい!
でも、このお店は、短時間でさっと食べるのではなくって、昼間っから肩の荷をおろしてお酒を楽しむのにぴったりの雰囲気
後から聞けば、実はこのお店の人気メニューは「そばがき(1200円」でそれがやみつきになってみんな来られるのだそう。そばがきは一人だと多いから、二人(以上)で来て、ゆっくりお酒を飲んで、話して笑って、それで最後にお蕎麦をいただくのが、常連さんの愉しみ方なのだそうです。
すごく、納得!だって私がそうしたいですもん。
そば湯を飲みながら、お酒メニューをパラパラ。一四代とか獺祭という有名どころから、天晴、緑川などお手軽な値段のお酒がズラリ。昼間から美味しいお酒とお蕎麦。飲めたら幸せ〜。
さて、この日常の疲れを取って、肩の荷をおろしてくれるお蕎麦屋さんはどうやったら迷わずに行けるかというと、野毛動物園に向かって坂を上がり、図書館の先の道をセントジェームスクラブへ向かって曲がり、その先の「急坂」を下りるのが一番簡単なのではないかと思います。
(急坂がわかる人はそこを素直に上がれば大丈夫)
ちなみに女将いわく、1回で辿り着いたのはラッキーなのだそう。中には5回目でやっと辿り着く方もいるとか。
桃源郷のように、誰もが行けそうで行けないからこそ、行きたくなる、不思議なお蕎麦屋さんでした。
次は、そばがきを食べに行かねば!
坂の上のそば屋 司
神奈川県横浜市西区東ヶ丘23-27
045-251-0738
11:30〜20:30
(途中中休みがある時があるかも)
不定休
坂の上のそば屋 司
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ショップ・スポット名坂の上のそば屋 司
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住所神奈川県横浜市西区東ヶ丘23-27
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電話045-251-0738
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営業時間11:30〜20:30(中休みがある時があるかも) 不定休
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クレジットカード不可
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駐車場有(坂の下にコインパーキング有り)
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喫煙不可
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平均利用額(夜)2,000〜3,000円 (昼)1,000〜2,000円
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個室無
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総座数18席
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ペット不可
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テイクアウト/お弁当無
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お子様メニュー無
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ドリンクアルコール有 ノンアルコール有