mirea 街を彩る ヒト・モノ・コトをつなぐ[ミレア]

フードディレクター(THINK ABOUT EAT.LLC 代表)里見浩子さん

「食べることは、誰でも興味を持てること。

皆さんが集まれる活動を長く続けていきたいですね」。

 

多少の好みの違いはあるとしても、「食」の話題を真ん中に置くと、年代や性別の違いをこえて会話が弾むものだ。BUKATSUDOで活動中の「みなとみらいごはん部」は、そんな「食の力」を活用して、みなとみらい周辺の在住者、在勤者、さらに来街者をつなぐコミュニティをつくることを目的に活動をスタートさせた。

「同じ地域で生活していても、在住者と在勤者ではコミュニティが異なるので、ほとんど接点がありませんよね。お昼休みの1時間という設定は、コミュニティの枠をこえて接点を持てる時間帯だと思ったんです」。

みなとみらいごはん部の中でも人気が高いのは、EATALKという1回60分で終了する料理教室だ。20分間はプロのデモンストレーションを見て学び、20分間で出来上がった料理を食べる。その前後10分間はオフィスや家庭との往復時間。つまり、地域の在住・在勤者であれば、お昼休みに無理なく参加できるというわけだ。その気軽さから、一度参加した方のリピート率が高いのも頷ける。「みなとみらいごはん部がきっかけでBUKATSUDOに新たな部活動が生まれたら楽しいですよね」。

みなとみらいごはん部の申込みはネット予約が基本なので、参加者は30〜40歳代が中心。地域コミュニティを広げるためには、シニア層を取り込むことが今後の課題だとか。

 

【profile】

「みなとみらいごはん部」主催。カフェ運営会社で店舗装飾やメニュー開発などに携わった後、製菓・製パン材料専門店の広報担当として、自社キッチンを使ったイベントの企画立案などを担当。現在は独立し、企業や商品のブランディングのほか、ランチタイムを利用した1時間完結の料理教室のプロデュースも手がける。

BUKATSUDOのキッチンスタジオは「管理が行き届いているので、きれいで使いやすい」と、里見さんもお気に入り。

4月からスタートした「みなとみらい発酵部」の講師を務める鈴木大輝さんと打ち合わせ中。第1回のこの日は糀作りに挑戦した。

「発酵部」は全6回開講。1回毎に参加可能なので、瓶の中身が知りたい方はぜひご参加を。

 

里見浩子さんインタビュー

料理人を目指していたわけではない、と伺っています。「食」に携わるようになったきかっけは?

学生時代から「空間デザイン」に興味があり、インテリア関係の会社でアルバイトをしていました。卒業後は、カフェを運営している会社に空間デザイナーとして入社。そこで、店内装飾だけでなく、スタッフの制服や食器の提案、レシピブックや販促物など、お客様の目に触れる全てのものをブランディングする仕事に携わるようになりました。また仕事は多岐にわたり、その他にも食事やドリンクのメニュー開発、物販商品のPB開発などに携わっていたことで、そこから徐々に食とその素材に興味が出てきたんです。その後、製菓製パン会社に転職し、様々な”素材”の使い方を一般の方にも知っていただくために、自社キッチンを使ったイベントの企画立案や、WEBコンテンツの企画などを行うようになりました。とても楽しい経験だったのですが、その頃から少しずつ、ケーキのような「特別な日の食べ物」だけでなく、「毎日のお料理」に役立つちょっとしたコツを気軽に学べる場があったらいいな、と思っていたことが、もしかしたら現在の活動につながっているのかもしれません。

その後独立されて、EATALKの活動をスタートさせます。

きっかけは、東京・田町にあるビルの1階を、コミュニティスペースとして活用する企画を依頼されたことでした。とてもオシャレなビルであることが災いしたのか、入りにくい雰囲気があったようで、そのイメージを払拭したいと。また、田町という町は、在住者と在勤者どちらも多い町。なかなかコニュニティの接点はないけれど、同じ地元で生活しているのだから、ぜひここに集まって欲しい。では、どんな時間なら誰もが集まれるのか。お昼の12時頃は、誰もが「ご飯の時間だ」と手を止める時間です。この時間に、プロからちょっとした料理のエッセンスを学び、一緒にご飯を食べる時間として活用してもらったらどうだろう。そんな発想からスタートしたのが、EATALKでした。実際、食べることを間に挟むと誰でも参加しやすいようで、コミュニティスペースの活性化には貢献できたように思います。

そして、BUKATSUDOへと活動の場を広げられたわけですね。

BUKATSUDOには素敵なキッチンスペースがあるので、ここを使って何かやりませんか、というお話をいただいたのが2年ほど前。横浜みなとみらいは、在住者、在勤者に加えて来街者も多く集まる特別な街です。EATALKのコンセプトをここで展開したら、もっといろんな人が集まるコミュニティが作れるのではないか、と考えました。

地域のシェフを招いたり、横浜野菜を使った教室を開くなど、ユニークな活動が注目されています。

地域のコミュニティを作ることを目的に運営しているので、いわゆる「習い事」とはちょっと違います。参加は前日の正午まで受け付けていますし、1回ずつでもOKです。先日は、ヨガ講師の方とのコラボレーションも実現しました。ちょっと時間が空いたから、テーマが面白そう、という感じで気軽に参加していただけたら、と思っています。

今後はどんな活動を予定されていますか?

現在の参加者は30〜40代がメインですが、地域にはもっと年上の方も生活していらっしゃいます。そこでこの春からは、アクティブシニア層を対象とした企画がスタート。BUKATSUDOは場所がわかりにくい、という話はよく聞くので、今年は、高島中央公園で集合し、野草散策を楽しみながらBUKATSUDOまでご案内する企画も、定期的に開催する予定です。

みなとみらいごはん部は、いろんな方にお集まりいただき、新しいコミュニティができることが、活動目的の大きな柱です。ここで出会った方と共通の趣味の話で盛り上がり、また異なる新しい部活動が立ち上がったら楽しいですよね。

幸いなことに、これまで参加してくださった方々のリピート率はかなり高いんです。一度来ていただくとお分かりいただけるのですが、BUKATSUDOという空間自体とても面白いところなので、ぜひ気軽に遊びに来てください。

 

みなとみらいごはん部

横浜・みなとみらいにある、街のシェアスペース”BUKATSUDO”を拠点に、みなとみらいの”食”と”人”をつなぐ部活動

  • ショップ・スポット名
    みなとみらいごはん部
    施設の情報を見る >
  • 住所
    神奈川県横浜市西区みなとみらい2-2-1ランドマークプラザB1F

    ランドマークプラザ B1F
  • 平均利用額
    ¥2,800~¥5,000
  • テイクアウト/お弁当
  • URL

マップ

BUKATSUDO

キッチンやスタジオ等の自由活動空間を中心に、部室やワークラウンジを備え、気軽に 立ち寄ることができるコーヒースタンドも併設。
講座やワークショップも定期的に開催され、”大人の部活”が生まれる、これからの街のシェアスペー スです。

  • ショップ・スポット名
  • 住所
    神奈川県横浜市西区みなとみらい2-2-1

    ランドマークプラザ B1F
  • クレジットカード
    不可
  • 駐車場
  • 喫煙
    不可
  • 平均利用額
    〜1,000円
  • 個室
  • ペット
    不可
  • テイクアウト/お弁当
  • コース料理
  • 貸切
    不可
  • URL

マップ

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