mirea 街を彩る ヒト・モノ・コトをつなぐ[ミレア]

土屋鞄製造所 童具店・横浜のランドセル

お気に入りのランドセルと一緒に

楽しく、安全な小学校生活を送ってほしい。

 

小学校の入学式は、子どもが大人の社会へと踏み出す第一歩。ランドセルは、そんなドキドキする瞬間に寄り添い、心も体も急成長する6年間を一緒に過ごす大切なパートナーといえるだろう。そんなランドセルにいつでも会える場所が横浜みなとみらいにあると聞いて、「童具店・横浜」へ出かけてみた。

童具店を運営する土屋鞄製造所の創業者・土屋國男さんは、中学校卒業後に東京の鞄メーカーに就職し、10年間修行した後に独立。まずランドセルを手がけたのは、流行に左右されず同じカタチを作り続けることができるので、技術を磨くのに適しているから。そして何より、子どもたちのためのモノづくりにやりがいを感じたからだという。

時代が変わってランドセルのカラーも個性的で多彩になったが、赤、黒のランドセルもいまだに人気だそう。

ずっと変らないカタチのように見えるが、芯材のように表に出ない部分の改良から技術開発まで、毎年着実に進化している。そもそも天然素材である皮革は常に均一ではないため、職人技術と経験なくして美しく使いやすいランドセルは生まれない。

 

【profile】

1965年創業の土屋鞄製造所が運営するランドセル、こども鞄などの専門店。5月24日からはいよいよ2018年モデルの先行展示がスタートする。

横浜市西区みなとみらい5-3-3 1F B

TEL.045-640-1012

営業時間11:00〜18:00(毎週火曜定休、祝日の場合は水曜日休)

カラーバリエーションは毎年微妙に変わる。土屋鞄製造所でもピンクやブルーを用意しているが、6年間飽きずに使い続けて欲しいという思いを込めて、比較的落ちついた色合いを提案している。

同じ茶色のランドセルでも、内張りやステッチ糸にピンクを合わせると、女の子に似合う優しい印象に。

店舗の一角には、実際にランドセル製造に使用されていたミシンや革の抜き型などが飾られ、手作りの温もりが感じられる。

 

土屋鞄製造所 スタッフインタビュー

土屋鞄製造所のランドセルへの特徴とは?

ランドセルは6年間お使いいただくものなので、流行に左右されないシンプルさと丈夫さが大切だと考えています。理想は、1年生のときに気に入ったランドセルを、6年間愛着を持ってお使いいただけること。だから華美なデザインをせず、色に関しても落ち着きのある色合いを選んでいます。そんな限られたカタチの中で日々改良を重ねてきたのが、土屋鞄製造所の歴史といえるかもしれません。
細かく見てみると、たとえば、背中にあたる部分は昔と比べてかなりふっくらしています。これは、クッション性だけでなく、汗をかきやすい子どものために、通気性を良くするための工夫です。メインの革素材、中に入れた芯材など、目に見えない部分も毎年のように見直しています。
お客様の声を伺いながら、より丈夫で、子どもたちにとって使いやすい、シンプルで品のあるランドセルを目指しています。

 

ランドセルのトレンドって、あるんですか。

男の子は、今でも黒が人気ですね。もちろん、黒いランドセルの中にもバリエーションがあるので、選ぶ楽しみがあります。たとえば、生成りのステッチをきかせてアンティーク調の金具を合わせたデザインや、外側と内側の革の色を変えてアクセントをつけたタイプもあります。

女の子は、茶系、赤、パープルが人気。お子様はかわいい色を好みますが、親御さんは「6年間使うのだからシンプルな色がいい」とおっしゃるので、その間をとって茶系を選ばれるケースもあるようです。全体が茶色だとユニセックスなイメージですが、ステッチ糸や内張の革に淡いピンクを合わせるとかわいらしい印象になります。ランドセルを開けるたびに自分の好きな色が出てくるので、愛着を持ってお使いいただけるようです。

ランドセル選びのポイントとは?

お子様と一緒にお店にいらして、相談しながら選んでいただきたいと思っています。最近は実に様々なタイプがあるので、親御さんがある程度絞り込んであげることも必要かもしれません。何冊ものカタログを渡して「この中から好きなものを選んでいい」と言われても、6歳の子どもは困ってしまうでしょう。素材の違いによる特性などもあるので、親御さんがある程度下調べをした上でお子様と一緒にお店を訪れ、実際に背負い比べて選ぶことをおすすめします。

通学に時間がかかる、ワンパクだから丈夫なものがいい、などの条件を伝えていただければ、軽さや丈夫さなど、特徴のある商品をご案内できます。ぜひお店に足を運んで、スタッフにご相談ください。

6年間、毎日使い続けるって、すごいことですね。

そうですね。体の成長も著しい時期ですが、ベルトを調節するなどして対応することができます。ランドセルを背負っていると小学生であることが一目でわかるので、大人の見守りの中で安心して生活できる、という考え方もあります。

最近はSNSなどを通じて、お客様が、お子さまがランドセルを背負っている写真をアップされたものを目にすることがあります。6年後の卒業式の写真を見た時など、作り手としては感無量です。

最近は、ランドセル販売の時期が早まっているようですね。

童具店では、5月24日から今年度のランドセルの展示をスタートします。実際のご注文はWEB先行受付が6月27日から、店舗での受付開始は7月1日を予定しています。
ランドセル選びは、多くの人に思い出深い時間となるものだと思います。展示開始から予約受付まで時間をとっているのは、その間にご家族であれこれ検討し、ランドセルを選ぶこと自体を楽しんでいただきたい、という思いも込められています。ぜひお子様と一緒に、6年間愛着を持って使えるパートナーを見つけてください。

 

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