mirea 街を彩る ヒト・モノ・コトをつなぐ[ミレア]

夏の便りをしたためる1日

「みなとぶらりチケット」でめぐる、ステキな夏のお手紙を書くプランをご紹介します。
市営地下鉄桜木町駅で「みなとぶらりチケット」を買ってスタート!
「桜木町駅前」停留所から、「あかいくつ」バス中華街・元町(C)ルートに乗って約「港の見える丘公園前」停留所で下車。大佛次郎記念館の奥の霧笛橋を渡れば、神奈川近代文学館に到着です。

こちらは1984年に開館した、近代日本文学専門の資料館。訪れる前は、「文学の資料館ってどんな感じなんだろう?」と思っていましたが、訪れてみてその興味深い展示内容にワクワク。本好きの人なら楽しめること請け合いです。
第1展示室は常設展「神奈川の風光と文学」。横浜、川崎、県央・県西、三浦・湘南、鎌倉の5地域ごとにゆかりの作品が紹介されています。
夏目漱石、川端康成、谷崎潤一郎、芥川龍之介などそうそうたる面々の貴重な資料が展示してあります。
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自筆原稿の展示も多く、中には三島由紀夫の創作ノートも! こんな資料にふれる機会はめったにないので、愛読者としては胸が高鳴ります。大作家の創作の過程を垣間みたようで、とても感激しました。
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第一展示室には、東京・早稲田南町の「漱石山房」の書斎を再現したコーナーもあります。
漱石が描いた絵も展示してあり、その意外な絵のうまさにはびっくり。

7月27日(日)まで、企画展「装幀=菊地信義とある『著者50人の本』」展を開催中。これがとっても面白い! 会期は残り少ないけれど、ぜひ訪れてほしい展覧会です。
1970年代前半のデビュー以来、1万2000点以上もの作品を手がけてきた装幀家・菊地信義さん。
中上健次、埴谷雄高、谷川俊太郎、俵万智、中野翠など、50人の著者の本約300点を展示。それぞれの作家が菊地さんについて述べた言葉から、菊地さんが作家からいかに大きな信頼を寄せられていたかがわかります。
表紙、カバー、帯、紙、字組みに至るまで、装幀という仕事がどういうふうに行われているのかを知り、あらためて、作品を読むうえで装幀のもつ力の大きさについて考えさせられました。
電子書籍の便利さも良いけれど、私たちの触覚にまで訴えかけてくる紙の本はやっぱりかけがえのないものだなあと実感。
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うれしいのが、菊地さんの手がけた本を実際にさわれるコーナー。触り心地や重さなどを体感することができます。
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これは澁澤龍彦の遺作「高丘親王航海記」。講談社出版文化賞ブックデザイン賞を受賞したものです。
受付で鍵を借りて手に取れる本もいくつかあるので、ぜひ鍵を借りてさわってみましょう(1日10名限定)。

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(左・出開美千子画「赤とんぼ」創刊号表紙原画 1946年4月 実業之日本社、右・鈴木淳画「殿堂の中」「赤い鳥」大正15年11月口絵原画)
神奈川近代文学館では、「みなとぶらりチケット」提示でポストカード2枚がもらえます。これに夏の便りをしたためましょう。

神奈川近代文学館
? 045-622-6666
展示室開館時間 9:30〜17:00(入場は16:30まで)。月曜休館

手紙を書くのにもぴったりな落ち着いた雰囲気のカフェが、元町仲通りにあります。
それが「カフェ レント」。
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パリっぽい店構えも素敵でしょう? こちらは2014年2月にオープンしたお店です。

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アンティーク家具をゆったりと配した店内。温かみあるライトにも心落ち着きます。
店名の”レント”は音楽用語で”ゆっくりと”という意味なのだそう。「お客さまにゆっくりくつろいで頂きたいと思って」と店長の堀川学さん。堀川さん夫妻の穏やかな雰囲気がお店の雰囲気にも表れているよう。
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どのメニューも丁寧に作られていることを感じる味わいで、とってもおいしいんです。
今日はミルクティー(600円)とチーズタルト(600円。飲物とのセットで1150円)を。
ミルクティーは、マリアージュフレールの「マルコポーロ」をミルクで煮出したもの。エレガントな香りが漂うリッチな味わいにうっとりします。
チーズタルトはバニラビーンズたっぷりのチーズフィリングと、全粒粉を使ったサクサクの台のコンビネーションがくせになりそう。ある日とない日があるそうなので、見かけたらぜひオーダーしてみて。
タルトはこのほか「焼きいちごのタルト」「りんごのキャラメリゼのタルト」各600円があり、いずれもテイクアウトOKです(テイクアウトの場合は各550円)。
2回焙煎するジャーマンローストの豆を使った「コーヒー」(550円)や、ミルクとコーヒーを別々に出してもらえる「カフェオレ」(600円)もおすすめ。コーヒーも紅茶も、量がたっぷりあるのがうれしい!
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季節のはちみつや、ライ麦パン、焼き菓子のテイクアウトもできます。
ビーフシチューのセット(ビーフシチュー+レント風サラダ+ライス又はライ麦パン。11:00~15:00はコーヒーまたは紅茶付き)など食事メニューもあります。ランチはもちろん、一人の晩ごはんにもぴったりです。
カフェ レント
?045-263-6063
http://www.addresslento.com
営業時間 11:00〜20:00。水曜休

さてお茶を楽しみながら手紙を書いたら、「元町」から横浜市営バスに乗って、「横浜駅前」を目指します。
せっかく手紙を書いたのだから、切手にもこだわりたいと向かったのは、横浜中央郵便局にある「横浜切手館」です。
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横浜らしい赤レンガを使った外観。こちらでは、記念切手を1枚から購入できます(シール式のものは除く)。
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中に入ると、壁一面に記念切手がズラリ。目移りしてしまいそうですね。
「いろいろな記念切手を集めて、美術作品のように並べています」と、横浜中央郵便局総務部長の鈴木一成さん。
熱心なコレクターの常連さんも多く、局員のみなさんともおなじみの様子です。
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横浜中央郵便局でしか買えないポストカードもぜひチェックを。赤レンガ倉庫(左)やみなとみらいの街並み(中央)をモチーフにしたポストカード(各124円)は、横浜みやげにも良さそう。ポスト型のもの(右・185円)は、「横浜中央郵便局」の文字入り。
全国で展開している「ご当地フォルムカード」(185円)の神奈川版も取り扱っています。「みなとみらい21」や「川崎大師」「スカジャン」など6種類のラインアップです。

さらにこだわるなら、消印も珍しいものを。
横浜中央 ふみの日 風景印.jpg ※風景印は52円以上の切手またははがきに押印してもらえます
上の画像は、横浜中央郵便局の風景印。風景印(風景入り日付印)とは、その郵便局近辺の名所などを図柄にした消印です。はがきや手紙を出すとき、郵便局の窓口に行って風景印を指定すれば押してもらえます(風景印のある郵便局に限ります)。
全国の郵便局それぞれの図柄があるので、旅先からポストカードを出すときに風景印を押してもらうのもいいですね。
記念切手の発売にちなんで使われるハト印という特別な消印もあります。このハト印のコレクターも多いんですって!
郵便の世界の奥深さを実感しました。

横浜中央郵便局「横浜切手館」
?045-461-1520(横浜中央郵便局代表)
営業時間 9:00〜21:00(土曜・日曜・休日は19:00まで)

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