mirea 街を彩る ヒト・モノ・コトをつなぐ[ミレア]

back number

悲しい想いも、苦しい葛藤も 幸せに至る“ラブストーリー”

切なく心にしみるのは 経験を紡いだ歌詞だからこそ
美しくセンチメンタルなメロディーと骨太のギターサウンド、そして切ない歌詞─。たくさんの人の心をきゅんとさせ、圧倒的な共感を呼んで、2014年更なる飛躍が期待されているback number。春らしさあふれる先行シングル「繋いだ手から」を収める4枚目のアルバム「ラブストーリー」は、彼らの真骨頂ともいうべきラブソングが散りばめられた一枚だ。
「この曲たちに共通するものはこれしかない、とつけたタイトルです。ハッピーな恋愛ばかりではなく、悲しんでいたり葛藤していたり、やさぐれたり妬んだり、恋愛以外も含めていろいろな心の断片が曲になっていますが、そういう想いも全部、幸せになりたい、ただそれだけのはず。悲しい曲の主人公たちも、苦しんだ分だけ、後で幸せになってほしい。そんな願いも込めて、すべての曲を“ラブストーリー”と呼んであげたいと思ったんです」(清水)
楽曲の作詞作曲を手がけるのは清水さん。編曲を行っていく中で、小島さんや栗原さんと、曲調などを「こういう風にしたい」と話し合うこともあるそう。一方、歌詞は清水さん自身の経験を元にしたものがほとんどだ。
「自分が全然知らない世界は詩にできないので。日常の中で、この場面を歌にしたいなと感じたことを膨らませることもあるし、よし曲を書こう、と一から考えるときもあります」(清水)
「fish」など女性目線で歌われる繊細な歌詞も多い。でも女性からの言葉がヒントになっているわけではないそう。
「自分の女々しい感情を歌にするとき、女性を主人公にした方が取りつくろわず素直に言葉にできるんですよね」(清水)
曲を通して大勢とつながる ライブに対する想いはそれぞれ
こんなに豊かな感受性とクリエイティビティーを持つ清水さん。さぞかし音楽が好きなバンド少年だったのだろうと思いきや、彼が音楽を始めた裏には何ともほろ苦いストーリーがあった。
「バンドを始めたのは、付き合っていた女の子をバンドマンに取られたのがきっかけ。それまで自分はバンドをやったことなんてなかったけど、同じことをやってそいつに勝つことができたら、彼女が僕の元に戻って来てくれると思っていたのかもしれない。back numberというバンド名も、その彼女にとって僕は過去のものだから、もうバックナンバーでいいや、と」(清水)
当初は別のメンバーで活動していたが、同じ群馬県伊勢崎市でバンドをしていた小島さん、栗原さんと出会い、現メンバーに落ち着いた。ともに歩んで7年になる3人は、インタビュー中にも誰かが誰かをいじっては笑い合い、とても楽しげ。昨年9月には日本武道館でのワンマンライブという大舞台も成功させた。
「ライブは好きですね。目の前ですぐにお客さんの反応が見られるのは、怖くもあるけれど、やはり楽しみです」(小島)
「昔よりも、どんどんライブが好きになっています。やっぱり自信を持って演奏できる曲が増えてきたことが大きいと思います」(栗原)
2人がそう語る一方、楽曲の作り手である清水さんには、また違った想いもあるようだ。
「一つ一つの曲には自分の本心が込められているんです。僕の個人的な世界を歌った歌なのに、ライブではそれらの曲を通して多くの人とつながれる。そのことはただうれしくて仕方ない。でも大勢に向けて歌う曲ではないので、作り手としての自分と表現者としての自分との間で、どこか葛藤があります。そんな想いを払拭して、いつかすっとステージに立てればいいな」(清水)


もっともっと! 知りたい!!

_MG_2495.jpgのサムネール画像
●性格をひとことで表すと?
AB型(清水) 頑固(小島) 図太い(栗原)
●恋愛では肉食系、草食系?
肉食でありたいが狩りがヘタで仕方なく草食(清水) 草食(小島) 肉食にあこがれる草食(栗原)
●異性のフェチポイントは?
笑い声(清水) ポニーテール(小島) うなじと良い匂い(栗原)
●旅行したい場所は?
インド。カレーも好きだし(清水) 北極でオーロラ観測(小島) オーストラリア(栗原)
●死ぬ直前に食べたいものは?
蕎麦とソースカツ丼(清水) ラーメン(小島) 寿司と味噌汁(栗原)
●特技は?
歌舞伎の「ニラミ」(清水) ダーツ(小島) 親指の関節を曲げること(栗原)
●子どものころの夢は?
Jリーガー(清水) バンドマン!(小島) お笑い芸人(栗原)
●人生のモットーは?
気がすむまでやる(清水) 思い立ったら行動(小島) 自分がイヤなことは人にはしない(栗原)



本誌に載せられなかったインタビューのこぼれ話を公開!
●性格を一言で表してくれましたが、その理由は?
「実際にAB型なんです。優柔不断で、のめり込みやすい。AB型っぽいなと自分でも思います」(清水)
「僕は図太い。マイペースです」(栗原)「ああ〜確かに年々図太くなってるわ」(清水)
「僕は頑固、です」(小島)「お前は頑固な中3だ!」(清水)「何だよそれ!」(小島)
●生まれ変わったら何になりたい?
「ブラッド・ピット!」(清水)「じゃあ僕はオーランド・ブルームで」(栗原)「俺はもう1回自分になって、やり直したい」(小島)「ええ〜っそれはイヤだ!!」(清水・栗原)
●最近の悩みは?
「酒が大好きでやめられないこと。すべての失敗は酒が原因と言ってもいいくらい」(清水)「掃除しても掃除しても部屋に毛が落ちてることが悩み」(栗原)「それなら俺はコロコロ(カーペット掃除)をはがすタイミングがわからないこと」(小島)「細かい悩みだな…」(清水)
Profile
2004年、群馬県でボーカル&ギターの清水依与吏を中心に結成、2007年に小島和也(ベース)、栗原寿(ドラム)の現メンバーとなる。2011年「はなびら」でメジャーデビュー。メジャー初アルバム「スーパースター」はオリコンウィークリーチャート4位に。同年年間ラジオ・ エアプレイチャートでセカンドシングル「花束」が邦楽1位を記録、日本ゴールドディスク大賞ベスト5ニュー・アーティスト受賞。2012年はCX系ドラマ「高校入試」主題歌「青い春」など4枚のシングルをリリースし、アルバム「blues」は10万枚超のセールスを記録。昨年は日本武道館でのワンマンライブも実施。3月26日(水)に4thアルバム「ラブストーリー」をリリース予定。
http://backnumber.info/
【1点掲載は通常盤】back numberラブストーリー_J写_通常盤_UMCK-1475 .jpgのサムネール画像
『ラブストーリー』
3月26日 IN STORES
初回限定盤A5,800、初回限定盤B3,800、通常盤3,000

オススメ!掲載記事

関連記事

  • 空、海、アートがいっぱいのみなとみらいをぶらり!(1/2)

  • 山下公園からすぐ、港から船の汽笛が聞こえる心地よいバーで

  • ヨコハマ・パラトリエンナーレ2017にも注目!!

    開催期間:2017.05.27〜2017.12.30
  • 美しい一杯に出会うため“オンナひとりバー”連載、始めます!!