mirea 街を彩る ヒト・モノ・コトをつなぐ[ミレア]

Gourmet
2020.01.17

『 ブロッコリーのミモザサラダ 』 ~ 春を告げるミモザ ~

ものがたりのあるレシピ。  1月

 

ヨーロッパで春を告げる花と言えばミモザ。アカシアと聞くとピンとくるでしょうか。カナリアイエローのふわっとしたあの花です。その季節は桜よりずいぶん早く、南ヨーロッパでの開花は2月末頃。イタリアのミモザの日(3月8日)には男性から女性にミモザの花束が贈られ、これをもとにこの日が国連の「国際女性デー」となったのは有名な話です。まだ寒い日もあるけれど、春はもうすぐ…いち早く春を告げるこの花を模ったお料理で冬の終わり待ちましょう。

 

 

 

『 ブロッコリーのミモザサラダ 』 ゆで卵2個分で 調理時間 15分

 

1 かた茹で卵を2個作り、殻をむいて糸で2つに切り分ける。白身と黄身に分ける。

ブロッコリー2~3房小海老30gはそれぞれ湯がいてみじん切りにする。白身の1/2個分もみじん切りにする。2の全てをボールに入れてマヨネーズ大さじ1塩・胡椒少々を加え混ぜ合わせる。

白身の底を切り落とし座りをよくし、2を詰める。黄身を目の細かいザルに押し付け濾し、そぼろ状にして白身の上にミモザにみたてて飾り付ける。

 

 

1月のコラムは “ カーニバルの季節 ” のものがたり

 

カーニバル。日本語では謝肉祭と言われますが、このカーニバルに季節があるのをご存知ですか? 有名な、美しい仮面で知られるヴェニスのカーニバルや南仏のレモン祭りなどは2月に行われ、ヨーロッパのほとんどのカーニバルがこの季節に行われます。キリスト教国ではイースター(復活祭)の前に肉を食べない期間があるのですが、その前に肉を食べ、飲んで踊って… これがカーニバルの起源となります。

今では観光色が強く商業的に傾いたカーニバルも多々…と思えますが、それでもカーニバルの季節が来れば今日がどんなに寒くても春までもう少し。お花屋さんの店頭でミモザの花を見かけ、テレビでカーニバルのニュースを目にすると、間もなくやってくる春を思って明るい気持ちになります。

日本では梅が咲き、お雛様を飾って… 寒い中に見つける春の兆しに目を向けて、最後の寒さを乗切りたいものです。

 

 

料理研究家

那須井綾子

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