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Gourmet
2019.01.17

『 ブロッコリーのミモザサラダ 』 ~ 春を告げるミモザ ~

ものがたりのあるレシピ。 1月

 

ヨーロッパで春を告げる花と言えばミモザ。アカシアと聞くとピンとくるでしょうか。カナリアイエローのふわっとしたあの花です。その季節は桜よりずいぶん早く、南ヨーロッパでの開花は2月末頃。イタリアのミモザの日(3月8日)には男性から女性にミモザの花束が贈られ、これをもとにこの日が国連の「国際女性デー」となったのは有名な話です。まだ寒い日もあるけれど、春はもうすぐ…いち早く春を告げるこの花を模ったお料理で冬の終わり待ちましょう。

 

『 ブロッコリーのミモザサラダ 』

卵 2個分 調理時間 15分

 

1.かた茹で卵を2個作り、殻をむいて糸で2つに切り分ける。白身と黄身に分ける。

2.ブロッコリー2~3房小海老30gはそれぞれ湯がいてみじん切りにする。白身の1/2個分もみじん切りにする。2の全てをボールに入れてマヨネーズ大さじ1塩・胡椒少々を加え混ぜ合わせる。

 

 

 

 

3.白身の底を切り落とし座りをよくし、2を詰める。黄身を目の細かいザルに押し付け濾し、そぼろ状にして白身の上にミモザにみたてて飾り付ける。

 

 

1月のコラムは“ カーニバルの季節 ”のものがたり

 

先に南ヨーロッパでのミモザの開花は2月末頃と書きましたが、この季節は同時にカーニバルの季節でもあります。カーニバルに季節があるということは、わが国ではあまり知られていないようですね。美しい仮面で有名な“ヴェニスのカーニバル”が行われるのももちろんこの時季になります。

 

そもそもカーニバルとはなんでしょう? キリスト教の国にはイースターの前に「四旬節」という期間があります。かつてはこの四旬節に肉食を断っていたのですが、その前にごちそうを食べて大いに騒ぐ習慣がありました。それが転じてカーニバルとなったそうです。カーニバルとはラテン語の“肉を取り除く”という言葉に起源をもつそうで、日本語ではカーニバルのことを謝肉祭と呼んでいますね。キリストの苦行を想い贅沢を控えるわけですが、その前に食べて飲んで仮装してのお祭りとは、いかにもヨーロッパらしい発想に感じます。

 

ヴェニスのカーニバルや、バレンシアの火祭り、マントンのレモン祭りと、有名なカーニバルは今や観光的の一つとなっていますが、ミモザの開花同様に、長い冬の終わりを告げる、喜びの一瞬に変わりありません。四季のある国にとって、春という季節は命が芽吹く輝かしい季節なのですね。

まだ寒い日もありますが、私たちは梅の開花やお雛様を飾って、春を待つこととしましょう。

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