仮面・マントは無料貸し出し!仮面をつけて記念撮影してみませんか?
ヴェネチア仮面祭は世界三大カーニバルのひとつ、世界の人々が集まりいつもと違う自分を楽しみます。箱根ガラスの森美術館では本場ヴェネチアで作られた仮面やマントを身につけて記念撮影などをお楽しみ頂けます。
《カーニバルとは》
毎年2月頃にキリスト教を信仰する国ではカーニバルが華やかに行われます。カーニバルはどんなお祭りなのでしょうか?カーニバルの語源は「カルネ・ヴァーレ(肉よ、さらば)」を意味するラテン語です。敬虔なキリスト教徒の人々は、イエス・キリストが行った荒野での40日間に及ぶ断食苦行を思い、キリストの復活祭までの期間に肉を食べることを控えます。その苦しい修行の前に食べ物に感謝を捧げながら思う存分、ご馳走を食べたりお酒を飲んだり大いに楽しむ日がカーニバルとなりました。今では宗教的な慣習だけでなく、誰もが楽しめる行事へと変わりブラジル・リオをはじめ、世界各地で特徴のある祭典が開催されるようになっています。とりわけヴェネチアでは、趣向を凝らした衣装と仮面で仮装することが大きな特徴で、世界三大カーニバルの一つとされるほど世界中の人々から愛されています。
《ヴェネチア仮面祭》
世界三大カーニバルの一つとされるヴェネチアのカーニバルの大きな特徴は、参加する人が仮面やマントで仮装していることです。ヴェネチアのカーニバルが、なぜ仮装をするようになったのでしょうか?かつてヴェネチアは、社会的な階級の差が厳しく設けられており、仮装はそういった日常から解放されるため素顔を隠す小道具として始まりました。身分や性別年齢に関係なくすべての人が平等に楽しむことができ、更には日常では出会うことのない相手とも楽しめることが大きな魅力となっていきます。その魅惑的な享楽は次第に人々を魅了し、18世紀にはなんと半年間も開催されるほど長期化していき、やがてヴェネチア共和国の終焉とともにその歴史の幕を閉じました。1979年に伝統を復活させようと再開され、現在ではヴェネチアの優雅な街並みに似合う豪華な衣装と仮面が作られ、人々の変身願望を叶えるだけでなく、身分や性別だけでなく国境までも越え仮装さえすれば誰でも自由に参加できる祭典となりました。
お子様用の仮面・マントもございます。ご家族での思い出作りにいかがですか。
ヴェネチア仮面祭
[日時]12月27日(金)〜2020年4月5日(日)(受付時間10:00〜16:30/貸し出し時間45分)
※仮面・マントは無料にてご用意してお待ちしております。
[会場]箱根ガラスの森美術館
[休館日]2020年1月14日(火)〜24日(金)
[料金]無料(要入館料:大人¥1,500、大高生¥1,100、小中生¥600)
[主催]箱根ガラスの森美術館
[問合せ]0460-86-3111(箱根ガラスの森美術館)
※イベント・企画等により変更となる場合がございます。