mirea 街を彩る ヒト・モノ・コトをつなぐ[ミレア]

Event
2019.07.03

視覚・聴覚・触覚・嗅覚から感じる新感覚のアート体験!

(TOP画像)《うつしおみ》 MATHRAX〔久世祥三+坂本茉里子〕

 

“インクルーシブデザイン”の手法を活用したフィールドワークを表現へ

茅ヶ崎市美術館のまわりは、昔からの細い道が入り組んでいるため、「道に迷いやすい」と言われることがあります。しかし、*MULPA(マルパ)というプロジェクトにおいて、ある弱視の方が、この複雑な美術館までの道のりを“むしろ迷路のように楽しんだ”と言ったのです。このことをきっかけに、美術館周辺の道が複雑で分かりにくいという要素を、異なる認識、価値観から捉えるため、障害者やマイノリティと位置づけられることの多い人たちと取り組む*インクルーシブデザインの手法を用いたフィールドワークを、2018年から2019年にかけて連続的に行いました。

本展では、フィールドワークに参加した表現者が、実際に茅ヶ崎を歩いた体験をもとに創作し、視覚、聴覚、触覚、嗅覚などあらゆる感覚を用いて鑑賞する新たな作品を展開します。また、茅ヶ崎市美術館の所蔵品の中から萬鐵五郎、小山敬三らによる茅ヶ崎を描いた作品も展示し、異なる時代を生きた表現者のイメージが交錯する場とします。本展を通して、障害者やマイノリティをめぐる「助ける側」「助けられる側」という二者の関係性に揺さぶりをかけるとともに、障害の有無を超え、誰もが一人一人異なる感覚を持ちながら生きる「感覚特性者」であるという観点から、違いを認め合い、ともに歩むことを楽しみその価値を捉え直す機会となることを目指します。

 

《インクルーシブデザインとは》
高齢者、障害者、外国人など多様な人々を、プロセスの最初から巻き込むデザイン手法。

 

《MULPAとは》
(公財)かながわ国際交流財団の呼びかけにより、2016年より立ち上がったプラットフォーム型のアートプロジェクト。多様な人々・団体とつながりながら、定住外国人や障害のある方々の美術館へのアクセシビリティーを高めることが意識されている。公式サイトはこちら!!

 


《土手の上で》 原良介

 


《道の香りパレット》 稲場香織

 


《音鈴》 金箱淳一+原田智弘+西岡克浩

 


《茅ヶ崎散歩記憶細胞》 アーサー・ファン

 


《湘南海岸(晩夏)》 岡本喜久司 1984年 油彩・キャンバス

 


《水浴》 萬鐵五郎 1921年 紙本墨画

 

美術館まで(から)つづく道
[日時]7月14日(日)〜9月1日(日)10:00〜18:00(入館は17:30まで)
[会場]茅ヶ崎市美術館 展示室1・2・3
[休館日]月曜日(ただし、7月15日・8月12日は開館)、7月16日(火)、8月13日(火)
[料金]一般¥600、大学生¥500、高校生以下・市内在住65歳以上の方・障害者およびその介護者は無料
[主催]公益財団法人茅ヶ崎市文化・スポーツ振興財団
[TEL]0467-88-1177(茅ヶ崎市美術館 )
*茅ヶ崎市美術館の公式サイトはこちら!!

 

 

SPOT INFO

茅ヶ崎市美術館

温暖な気候に恵まれた茅ヶ崎は、多くの芸術家や文化人に別荘地や保養地として愛されてきました。彼らは、この恵まれた環境の中で精力的に活動し、優れた作品を多く残しています。茅ヶ崎市美術館は、これら郷土ゆかりの美術家や作品を展覧会などで広く紹介するほか、市民の創作活動を応援する施設として1998年4月に開館しました。美術館が建つ高砂緑地公園は、かつてはオッペケペー節で知られる明治時代の新派俳優、川上音二郎・貞奴夫妻の居宅や実業家・原安三郎の別荘でしたが、今も往時の景観を良く残しています。四季を通して緑豊かな園内には本格的な日本庭園もあり、市内有数の観梅の名所として市民の憩いの場となっています。

  • ショップ・スポット名
    茅ヶ崎市美術館
  • 住所
    神奈川県茅ヶ崎市東海岸北1-4-45
  • 電話
    0467-88-1177
  • 営業時間
    (夏期:4〜10月)10:00〜18:00、(冬期:11〜3月)10:00〜17:00 ※入館は閉館の30分前まで。 【休館日】月曜日(祝日の場合は翌日、翌々日が休館)、祝日の翌日(翌日が休日の場合はそれ以降の最初の平日)、年末年始(12/28〜1/3)、臨時休館日(保守点検や展示替え等をおこなう日)
  • 駐車場
    高砂通りに面した場所に美術館専用の駐車場があります(無料)。収容台数(10台、大型車不可)が少ないため、公共の交通機関をご利用ください。満車の場合は近隣の有料駐車場をご利用ください。 大型車(長さ6m以上)はJR茅ヶ崎駅北側の市営駐車場をご利用ください。また、自転車やバイクでお越しの場合は美術館駐車場内の駐輪スペースをご利用ください。
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