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Gourmet
2019.05.17

『 お豆のお話 2 レンズ豆 』 ~ レンズ豆と新玉葱のサラダ ~

ものがたりのあるレシピ。5月

 

ローマですごく美味しいカラフルお豆を食べたから、行ったら探してきて! と頼まれ、どんなお豆だろう?とフィオーレ広場の市場を歩き回って見つけたのがこれ。それはオレンジ・白・緑とイタリアンカラー?のレンズ豆を混ぜ合わせたものでした。その滋味あふれる美味しさにびっくり! お豆って地味な存在にして可能性を秘めた食材なのです…。

 

 

『レンズ豆と新玉葱のサラダ』

4人分 調理時間 20分

 

  1. 鍋に玉ねぎ1/2個まるごとローリエ1枚・たっぷりの水を入れて10分沸かす。洗ったレンズ豆150g人参の角切り50gを加えレンズ豆を固めに茹で、ザルにあけて玉ねぎとローリエを取り出す。

  1. 1をボールに移し、ちぎった生ハム30g・パセリみじん切り適量・新玉葱の薄切り1/2個分・オリーブオイル80ml・赤ワインヴィネガー大さじ1・塩・胡椒を加えて混ぜる。

 

 

5月のコラムは ” レンズ豆 ” のものがたり

 

 

レンズ豆と聞いて語らずにいられないのは、フランス中部『ル・ピュイ産のレンズ豆』。レンズ豆の王様! いえ、小ぶりで繊細なフォルムは女王様!? ともかく他の追随を許さぬ美味しさを誇る、フランス国内で唯一AOPを冠したレンズ豆なのです。

初めてこのお豆を食した感想は、「お豆ってこんなに美味しかったの???」 ル・ピュイの街の、小さなレストランでのことでした。 何が美味しいかと言われれば言葉に詰まる…。たとえば世界の三大珍味フォアグラのように突き抜けるようなわかりやすい美味しさではなく、じんわりと染み渡る、あ、美味しいかも…あら!すごく美味しい!という時間差攻撃の味わい。地味深いとはまさにこのこと。それ以来このお豆の大ファンの私です。

自宅のキッチンに切らさないこのル・ピュイ産のレンズ豆。ありがたくもネットショッピングで日本にいながら手に入るので、みなさまも是非食してみてくださいね。

 

那須井 綾子

航空会社勤務を経てパリにて料理を習得。

横浜にて料理教室『レ・キュイジニエール』を主催。

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