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日本初公開フェミニズム・SF・カルト映画含む全12作を上映!

 

川崎市市民ミュージアムでは、3月2日(土)から映像ホールにて全6日間の特集上映「3月女性史月間特集 Kawasaki FEMINIST FILM MONTH」を開催します。

本特集では、ジェンダー間の平等と女性の権利と地位向上のために、1975年に国連により制定された3月8日の「国際女性デー」を祝し、映画史においてより豊かな映画表現を追求してきた女性作家を3つの特集に分けて紹介します。

1週目の特集は、ダンスや文化人類学的関心から映像における身体表現の追求を通して新たな表現方法を切り拓き、アメリカ実験映画に大きな影響を与えたマヤ・デレン特集。2週目は、インディペンデントな映画制作を通して、社会問題を前景化させた表現方法を模索した2人の監督に焦点を当てる、アメリカ・インディペンデント映画特集。最後の週は、ヌーヴェル・ヴァーグに先駆けて、従来の慣習に捉われない独創的な作品を発表し、現在も異彩を放つ存在であり続けるアニエス・ヴァルダ特集。60年代の代表作2作と後年の作品を併せて上映します。

特に、10年後の近未来ニューヨークを舞台に、ジェンダー、人種、階級を超えた様々な女性たちが連帯し、革命後もなお残る抑圧に対峙する姿がドキュメンタリータッチで描かれたSFカルト作品『ボーン・イン・フレイムズ』は、今回が日本初公開となります。

また、3月17日(日)の『ボーン・イン・フレイムズ』上映後には、明治学院大学文学部教授・映画研究家の
斉藤綾子氏による「フェミニズム映画講座」を開催します。

 

特集1◇マヤ・デレン特集
幼少期にキエフからアメリカへ亡命したマヤ・デレン(1917-1961)は、前衛芸術の系譜を継承しつつ、ダンスや文化人類学的関心から映像における身体表現を追求し、新たな表現方法を切り拓きました。その後のアメリカ実験映画に大きな影響を与えています。本特集では、デレンの全映画作品と、数々の神話に包まれた彼女の人生を紐解くドキュメンタリーを上映します。
上映プログラム:『マヤ・デレン全映画作品』(全6作品)、『鏡の中のマヤ・デレン』

 

特集2◇アメリカ・インディペンデント映画特集
2つ目の特集では、インディペンデントな映画制作を通して、社会問題を前景化させた表現方法を模索した2人の監督に焦点をあてます。70年代以降により広義なフェミニズムを求めたリジー・ボーデン(1958-)は、ニューヨークでゲリラ的に撮影を行い、5年の歳月を経て『ボーン・イン・フレイムズ』を完成させました。振付家やダンサー、映画監督、作家として活躍しているイヴォンヌ・レイナー(1934-)は、それまであまり表面化しなかったテーマを可視化させた『特権』を制作しました。
上映プログラム:『ボーン・イン・フレイムズ』(日本初公開)、『特権』
★「フェミニズム映画講座」開講!
日時:3月17日(日)『ボーン・イン・フレイムズ』上映後
講師:斉藤綾子(明治学院大学文学部教授)

 

特集3◇アニエス・ヴァルダ特集
最後の特集では、アニエス・ヴァルダ(1928-)を取り上げます。ヴァルダは、ベルギーで生まれ第2次世界大戦中にフランスに渡り、写真家としてキャリアをスタートした後、その表現の場を映画まで拡げました。彼女はヌーヴェル・ヴァーグに先駆けて、従来の慣習に捉われない独創的な作品を発表し、50年代半ば以降にジャック・ドゥミやクリス・マルケルらとともに「セーヌ左岸派」の代表的な作家と称されました。現在も異彩を放つ存在であり続けているヴァルダの60年代の代表作2作と後年の作品を併せて上映します。
上映プログラム:『5時から7時までのクレオ』、『幸福(しあわせ)』、『ジャック・ドゥミの少年期』

 

3月女性史月間特集 Kawasaki FEMINIST FILM MONTH
[上映日]3月2日(土)~24日(日)の土日【全6日間】
※ただし3月9日(土)・10日(日)は休映。
[会場]川崎市市民ミュージアム 1F映像ホール
[チケット販売時間](当日券のみ)10:00~15:00(12:00~13:00は販売休止)
[料金]一般¥600、大学・高校生・65歳以上¥500、小・中学生¥400、未就学児・障がい者手帳等をお持ちの方およびその介護者は無料
※各種割引料金をご利用の方は、生徒手帳・学生証・障害者手帳など、証明できる書類等(原本)を必ずご提示ください。
[主催]川崎市市民ミュージアム
[TEL]044-754-4500(休館日を除く9:30〜17:00)
※定員270名(各回入れ替え制)、開場は15分前です。
※前売り券はありません。当日先着順での販売となります(満員の際は入場をお断りすることがあります)。
※作品によっては、フィルムの経年劣化により映像・音声の状態が鮮明でないものがございます。ご了承の上ご鑑賞いただきますようお願い申し上げます。
*上映作品の詳細・上映日時などは、川崎市市民ミュージアムの公式サイトにてご確認ください。

 

 

川崎市市民ミュージアムは、「都市と人間」という基本テーマを掲げて1988年11月に開館した博物館と美術館の複合文化施設です。常設・企画展や映像の定期上映を始めとして、講座やワークショップなど様々な事業を展開しています。さらに地域の皆様の文化活動に利用していただくために、ギャラリースペースや研修室など施設の貸出しを行っています。

  • ショップ・スポット名
    川崎市市民ミュージアム
  • 住所
    神奈川県川崎市中原区等々力1-2
  • 電話
    044-754-4500
  • 営業時間
    【開館時間】9:30〜17:00(入場は閉館の30分前まで) 【休館日】月曜日(休日の場合は開館)、祝日の翌日(土・日の場合は開館)、年末年始
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