mirea 街を彩る ヒト・モノ・コトをつなぐ[ミレア]

一杯のフルーツカクテルが、生産者と私たちをつないでくれる

オンナヒトリ
Bar
で美しい
一杯を

 

横浜のバーへ繰り出し美しい一杯との出会いを綴る、オンナお一人様で行くバー連載♡ 今回は横浜駅西口から徒歩5分、フルーツカクテルのおいしいバーがある、そんな噂を耳にして訪れた「バー オーフェン」をご紹介します。

 

どこかぬくもりを感じさせる落ち着いた店内。ゆったりとしたカウンター席、目の前には数多くのお酒が並びます。

 

カウンター席の向かいには、グループ利用にも適したテーブル席も。

 

早速いつものごとくカウンター席に座らせていただき、バーテンダーの奈良さんにご挨拶。

こちらのバーは、「“旬のおいしさ”と“安心”をお客様に提供したい」という思いから、オーナーさん自らが日本各地に赴いて農園と信頼関係を築きながら、直接取り引きした果実をカクテルに使用しています。そのこだわりを伺うと、「まずは、僕たちが“いまお客様に味わっていただきたいもの”を考えます。そこから『この時期、おいしい林檎は?』『苺がおいしいところは?』『安心できるレモンを作っているところは?』など自分たちで果実や生産者について下調べをし、直接連絡をとる。最終的には、当店のオーナーが直接農園に足を運び、農家の方の思いや仕事ぶりをきちんと知ったうえで仕入れる、といったスタイルです。まずは、我々と農家さんとの信頼関係を築くことが大事。そうやって選び抜いた“ちゃんとした、いいもの”を使い、“おいしい一杯”を提供することで、お客様からの信頼につながると考えています。生産者の方たちも、自分たちの育てた果実がこうやって横浜のバーでお客様に提供されているということに誇りを持っていただいています」と奈良さん。

 

そんなお話を伺いながら、最初の一杯は、やはりフルーツカクテルに決定! 長野県の農園から届いたという、この時期にしか味わえない希少な林檎〈グラニースミス〉を使用した一杯を作っていただくことにしました。

 

この林檎〈グラニースミス〉は、日本ではほとんど栽培されていない珍しい品種。信頼のおける長野県・豊丘村にある「丘の上ファーム 原農園」さんから直送された貴重な林檎です。

 

こちらが目の前で作っていただいた「グラニースミスとホップのカクテル」。

林檎〈グラニースミス〉をコールドプレスジュースにし、エルダーフラワーのシロップと、ホップ・ミルク・ウォッシュド・ジンで割った一杯です。林檎の上品な甘さとエルダーフフラワーのほのかな香り、すっきりとしたジンが見事に調和した味わいで本当においしい!!!! 長野の農園で愛情をかけ育てられた林檎を、丁寧に作られたカクテルで味わう幸せ♡ 「生産者の思いとお客様とを私たちが繋ぐ役目」と熱く語る奈良さんのお話を聞けば、お客様の半数はフルーツカクテルをオーダーするというのも納得です。

 

ちなみにこのカクテルに使用した、林檎〈グラニースミス〉のコールドプレスジュースも試飲させていただきました。きれいな色ですが、そのままだと、林檎の酸味が際立ちます。それがバーテンダー奈良さんの腕でとっても飲みやすいカクテルに生まれ変わるのですね!!

 

こちらのお店には「季節のおすすめカクテル」が一覧になったメニューも用意されているので、ぜひチェックしてみてください。(とはいえ、せっかくバーに来たのならメニューを見ずにバーテンダーさんに相談するのがおすすめです!! バーテンダーさんがお忙しそうな時はこちらをチェックしてくださいね!!)

 

旬といえば余談ですが…実はこの日、早摘みオリーブが入ったということでカクテルのおともに試食させていただいたんです。(なんと、こちらのお店のオーナーさんはオリーブの木を1本所有しているそう)それなのに、私としたことが…オリーブが大好物すぎて、中でもこの早摘みオリーブに目がないものですから、写真撮影を忘れてパクっと食べてしまいましたぁぁあ(汗、ごめんなさい)。その代わりに、その際に出していただいたお皿をパチリ。サザエさん一家が行進する様子(かつての名エンディングシーン)が描かれた九谷焼の美しい豆皿です。こんなところにもさりげなくこだわられているんです、素敵すぎる〜!!

 

そして2杯目を作っていただきながら、奈良さんにこの連載のタイトルでもある女性ひとりでいらっしゃるお客様について伺いました。「このお店も女性おひとりのお客様は多いですよ。『はじめてバーに来た』という女性のお客様も多いので、そういう方には安心していただけるように自分たちから声を掛けるようにしています。」

 

“私に声を掛けないでよオーラ”を出してくる人もいるんじゃないですか?…「確かに誰とも喋らずひとりで静かに飲みたいという方もいらっしゃいますが…。僕個人の考えとしては、ひとりで飲みたくてバーに来る人って少ないんじゃないかな、と思うんです。非日常の時間を過ごしたいという方は多いと思いますが、どこかで人と人との交流を求めていらっしゃるんじゃないかな、と。ですからこの店は、数人のグループでいらっしゃる方も大歓迎です。もちろん、大声を出すなど、ほかのお客様のご迷惑になるような行為は避けていただきたいですが…。この店を選んで扉を開けてくださった全てのお客様に『バーって楽しい』と感じていただきたい。ですから、おひとりや初めてのお客様にもお声掛けさせていただきますし、可能な限り居心地のよい空間づくりに努めたいです。」

 

2杯目は、こちら。イタリアの食前酒の定番で、世界の人気カクテルベスト50の中でも必ず1位か2位に選ばれているという「ネグローニ」です。(連載やっていながら知りませんでした! いつまで経ってもビギナーです….)

こちらは、ジンの起源となったオランダ生まれのお酒「ジュネヴァ」ベースに、カンパリやスイートベルモットを組み合わせた一杯。さらに今人気のハーブ系、薬草系カクテルに欠かせない“ビターズ”も入っているんだそう。(*ビターズとは、薬草・香草・樹皮・香辛料・精油などをアルコールで侵出して作成した香りや苦みの強いリキュールのこと)

 

こちらがベースに使用された「ジュネヴァ」。

 

「バー オーフェン」にそろうビターズたち。

 


「『ネグローニ』は本当に人気のカクテルなので、世界中どこへ行っても飲めるものですが、どこに行っても同じ味はないといわれるほどバーテンダーの個性が出る一杯です」。なるほど〜。カンパリ、スイートベルモット、そしてアンゴスチュラやアボッソといったビターズを組み合わせた世界でただひとつの『ネグローニ・奈良ブレンド』。ここでしか出会えない味に、これまた感動!! 「ハーブが入っているので食欲増進効果もありますよ」と奈良さんが言うように、飲んで、お話をしているうちにだんだんお腹が空いてきました(笑)。

 

 


「ぜひ色いろなバーに行ってみてください。自分のなかにバーのストックができれば、『今日はあの一杯が飲みたいからあのバーへ』や『今日はあのバーテンダーと話したいからあのバーへ』とTPOに合わせバーが選べるようになる。それってとても素敵なことですよね。だから僕は、ほかのバーもたくさん紹介しますよ!」と、最後には奈良さんがいまお気に入りのバーも教えていただきました。

 


横浜駅西口は新しいエリアで、ネオンもキラキラ輝いて賑やかです。でもここ「バー オーフェン」には、昔の横浜にあったバーの雰囲気が漂っています。扉を開けて昔懐かしい時代にタイムスリップ。奈良さん、おいしいお酒と素敵なお話…そして楽しい時間をありがとうございました! & ご馳走さまでした!!

美味しいフルーツカクテル、たくさんのウィスキー、自慢の自家製燻製、上質なチーズをご用意してお待ちしております。

  • ショップ・スポット名
    バー オーフェン
  • 住所
    神奈川県横浜市西区南幸2-3-11 南幸ビル1F
  • 電話
    045-534-9233
  • 営業時間
    18:00〜翌3:00
  • クレジットカード
    可(VISA、MASTER、JCB、AMEX)
  • 駐車場
  • 喫煙
  • サービス料・チャージ
  • 平均利用額
    ¥3,000〜¥3,999
  • 個室
  • 総座数
    18席
  • ドリンク
    ウイスキー、ビール、ワイン、スパークリングワイン、カクテル、ノンアルコールドリンク、ソフトドリンク
  • 貸切
    不可
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