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小説家・劇作家の花田清輝、生誕110年を記念した企画展

(TOP画像)撮影:矢田金一郎 1959年(昭和34)

 

文芸評論家、小説家、劇作家・花田清輝(1909 ~ 1974)は戦時中から評論活動をしていましたが、鎌倉市材木座に疎開して、ここで敗戦を迎えました。戦時下発表していた芸術論などをまとめて、戦後まもなく刊行した『復興期の精神』で一躍注目を集め、本格的に活動を開始します。世の中の変わり目「転形期」をいかに生きるかを生涯、主題として追究した花田は、数々の前衛芸術運動の旗手として、評論だけでなく戯曲、小説などの幅広い分野で活躍しました。

没後、当館はご遺族などから、原稿、書簡等の関連資料を受贈しました。また、花田と同時代に活躍した戦後派作家のコレクションも多数所蔵し、その中にも関連資料が含まれています。

本展は、2019年が花田の生誕110年となることを機に、当館の所蔵資料を軸として、花田の多彩な活動をふりかえるものです。また、埴谷雄高、野間宏、佐々木基一、安部公房ら戦後派の作家たちとの交流なども紹介します。

 


花田書
『小説平家』に引用されている僧・慈円の歌。花田は慈円を、平安末期から鎌倉初期という「転形期」に「対立物を対立のまま統一しようとつとめた」人物として評価していた。個人蔵

 


『復興期の精神』1946年10月 我観社
第2評論集。独自の発想と文体で衰亡した文化の復興を論じ、戦後の文学界に衝撃を与えた。

 


撮影:矢田金一郎 1959年(昭和34)

 

企画展・収蔵コレクション展17「花田清輝展」
[日時]2019年1月26日(土)〜3月10日(日)9:30〜17:00(入館は閉館30分前まで)
[会場]神奈川近代文学館 第2展示室
[休館日]月曜日(但し、2/11は開館)
[料金]一般¥400、65歳以上・20歳未満および学生¥200、高校生¥100、中学生以下無料
※身体障害者手帳、愛の手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方は無料。詳しくはお問い合わせください。
[主催]県立神奈川近代文学館、公益財団法人神奈川文学振興会
[TEL]045-622-6666(神奈川近代文学館)
[URL]https://www.kanabun.or.jp/exhibition/9165/

 

関連イベントはこちら!!
記念講演会「前衛と韜晦(ねこかぶり)」
[日時]2019年2月9日(土)14:00〜(13:30開場)
[会場]神奈川近代文学館 展示館2Fホール
[講師]四方田犬彦(映画・比較文学研究家)
[定員]220名/事前申込制
[料金]一般¥1,000(当イベントに参加された方は2月9日に限り展示観覧料が無料になります。)
[申込方法]公式サイトよりご確認ください。

 

ギャラリートーク
[日時]2019年2月10日・24日、3月3日・10日(いずれも日曜日)各日14:00〜
[会場]神奈川近代文学館 展示館1Fエントランスホール
[料金]無料/申込不要(要展示観覧料)

当文学館は1984年に開館。この間展覧会としては大衆文学、児童、詩歌などジャンルごとの大規模展示をはじめ、夏目漱石、芥川龍之介、泉鏡花、有島三兄弟、武者小路実篤、川端康成、太宰治、吉川英治、山本周五郎など個人作家の展示、鎌倉、横浜、川崎など神奈川を地域別に区分けした文学散歩の展示など50回以上の特別展を開催し、常設展示も含めて、文学の展示活動に力を注いで参りました。

  • ショップ・スポット名
    神奈川近代文学館
  • 住所
    神奈川県横浜市中区山手町110
  • 電話
    045-622-6666
  • 営業時間
    展示室(有料)9:30〜17:00(入場は16:30まで) 閲覧室(無料)9:30〜18:30(土・日・祝日は17:00まで) 貸会議室・和室・ホール(有料)9:30〜21:00
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