mirea 街を彩る ヒト・モノ・コトをつなぐ[ミレア]

一人ひとりの作家が試みた、版画の可能性を探る展覧会へ

(TOP画像)柄澤齊《ZIPANGU 日本の昔話による10のカリカチュア 10 かぐや姫》

 

開館20周年を迎えた茅ヶ崎市美術館では、本年度は「版の美-板にのせられたメッセージ」と題し、木版画の魅力をシリーズでお伝えしています。絵師、彫師、摺師などの分担作業によって制作されていた江戸・明治期の浮世絵版画。その後、欧米からの刺激を受けつつ「自画、自刻、自摺」を合言葉に作家自身が制作の全作業を行う個の表現性を重視し、明治末期から大正期にかけ版画の芸術作品としての位置を確固たるものとした「創作版画」。そして、更なる版画の可能性を追求しつづける現代の表現者たち。シリーズ第3弾となる本展は、茅ヶ崎市美術館が所蔵する版画作品のうち戦後から現代に至るまで制作された木版画を中心に約200点を紹介します。童画家であった武井武雄が主宰し約20年間に総勢161名が版画による年賀状交換で版の技を深めた「榛(はん)の会」や、日本版画会の創立に貢献し版画による色面表現を探求し続けた馬渕聖(まぶちとおる)、木口木版画家であり文筆など多方面で才能を発揮する柄澤齊(からさわひとし)を取り上げ、それぞれの作家が魅せる木版画の可能性を探ります。

また特別展示として、版画(シルクスクリーン)の手法を用いながら立体的な作品を生み出し注目を集める、若手アーティスト小野耕石の作品を展開。5メートルを超える大作《波絵》をはじめ、版画の概念を覆しながら、立体作品、インスタレーションと表現世界を自在に広げていく小野の作品を紹介します。

 


小野耕石《波絵 Namie》 © 小野耕石・Tokyo Publishing House

 


馬渕聖《無花果》

 


柄澤齊《ZIPANGU 日本の昔話による10のカリカチュア 9 浦島太郎》

 


小野耕石《Hundred Layers of Colors》 撮影:長塚秀人

 

 

開館20周年記念
-版の美Ⅲ- 現代版画の可能性
[日時]12月9日(日)〜2019年2月3日(日)10:00〜17:00(入館は16:30まで)
[会場]茅ヶ崎市美術館 展示室1・2・3
[休館日]月曜日(但し、12月10日、12月24日、1月14日は開館)、12月27日(木)~2019年1月3日(木)・15日(火)
[料金]一般¥200、大学生¥100、高校生以下・市内在住65歳以上の方・市内在住の障がい者およびその介護者は無料
[主催]公益財団法人茅ヶ崎市文化・スポーツ振興財団
[TEL]0467-88-1177(茅ヶ崎市美術館)
*茅ヶ崎市美術館の公式サイトはこちら!!

 

☆☆☆関連イベントもチェック☆☆☆
12/9(日)10:00〜美術館受付または電話にも申込みスタート!!

■子ども向けワークショップ 「紙版画でつくる蔵書票」
ボールペンやニードルという道具を使って、子どもから楽しめる紙版画作り。
[日時]12月23日(日)13:00〜15:00
[講師]城戸宏さん(リン版画工房)
[会場]茅ヶ崎市美術館 2Fアトリエ
[対象]小学生~大人(小学3年生以下は保護者同伴)
[定員]16名(申込制/先着順)
[料金]¥1,000

■大人向けワークショップ 「木口版画でつくる蔵書票」
15世紀、ドイツで誕生したといわれる蔵書票。自分の大切な本に貼る、世界で1つだけの蔵書票を木口木版で作ります。
[日時]2019年1月14日(月・祝)13:00〜16:00
[講師]城戸宏さん(リン版画工房)
[会場]茅ヶ崎市美術館 2Fアトリエ
[対象]18歳以上
[定員]12名(申込制/先着順)
[料金]¥2,500

■アーティストトーク
出展アーティスト・小野耕石が展示作品について語ります。
[日時]12月16日(日)14:00〜(40分程度)
[講師]小野耕石(アーティスト)
[会場]茅ヶ崎市美術館 エントランス
[料金]無料(要観覧券/事前申込不要)

■ギャラリートーク
展覧会担当学芸員が会場を巡り、展示作品を解説します。
[日時]12月21日(金)、2019年1月6日(日)各日14:00〜(1時間程度)
[料金]無料(要観覧券/事前申込不要)

温暖な気候に恵まれた茅ヶ崎は、多くの芸術家や文化人に別荘地や保養地として愛されてきました。彼らは、この恵まれた環境の中で精力的に活動し、優れた作品を多く残しています。茅ヶ崎市美術館は、これら郷土ゆかりの美術家や作品を展覧会などで広く紹介するほか、市民の創作活動を応援する施設として1998年4月に開館しました。美術館が建つ高砂緑地公園は、かつてはオッペケペー節で知られる明治時代の新派俳優、川上音二郎・貞奴夫妻の居宅や実業家・原安三郎の別荘でしたが、今も往時の景観を良く残しています。四季を通して緑豊かな園内には本格的な日本庭園もあり、市内有数の観梅の名所として市民の憩いの場となっています。

  • ショップ・スポット名
    茅ヶ崎市美術館
  • 住所
    神奈川県茅ヶ崎市東海岸北1-4-45
  • 電話
    0467-88-1177
  • 営業時間
    (夏期:4〜10月)10:00〜18:00、(冬期:11〜3月)10:00〜17:00 ※入館は閉館の30分前まで。 【休館日】月曜日(祝日の場合は翌日、翌々日が休館)、祝日の翌日(翌日が休日の場合はそれ以降の最初の平日)、年末年始(12/28〜1/3)、臨時休館日(保守点検や展示替え等をおこなう日)
  • 駐車場
    高砂通りに面した場所に美術館専用の駐車場があります(無料)。収容台数(10台、大型車不可)が少ないため、公共の交通機関をご利用ください。満車の場合は近隣の有料駐車場をご利用ください。 大型車(長さ6m以上)はJR茅ヶ崎駅北側の市営駐車場をご利用ください。また、自転車やバイクでお越しの場合は美術館駐車場内の駐輪スペースをご利用ください。
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