mirea 街を彩る ヒト・モノ・コトをつなぐ[ミレア]

歴史を感じさせる「バラ窓」がある場所とは? その答えは…!!!!

ヨコハマ・アートナビ2016-17年冬号の表紙を飾っているモノクロームの写真。建築好きにはたまらない、まるで時計をはめ込んだような「バラ窓」が被写体になっていますが……一体どこで撮影したのか、その答えをお教えしましょう。


もうおわかりでしょうか? 横浜3塔のひとつ、“ジャックの塔”として観光名所のひとつにもなっている「横浜市開港記念会館」。この歴史的建造物の中で、今回は撮影をさせていただきました!


「横浜市開港記念会館」は、横浜開港50周年を記念し、市民の寄付金により大正6(1917)年に創建されて以来、横浜の代表的建造物として多くの市民に親しまれています。開館当時の名称は「開港記念横浜会館」、開館式には大隈重信や徳川家達が臨席したそうです。関東大震災により倒壊してしまうのですが、時計塔と壁体の一部のみがかろうじて残存し、復旧工事が行われました。昭和34(1959)年に現在の「横浜市開港記念会館」に名称を変更、平成元(1989)年にドーム屋根などが復元され、国の重要文化財に指定。平成19(2007)年には近代化産業遺産に指定されました。


外観の赤レンガ色が特徴的で、これは赤煉瓦と花崗岩を交互に重ねた「辰野式フリークラシック様式」と呼ばれるもの。建築家、山田七五郎によって手がけられました。


建物の中に入ると、より身近に、重厚感がありながらとても繊細な建築美に触れることができます。

ここに訪れたら、ぜひ見ていただきたいのがこちらの色あざやかなステンドグラス。館内の2階ホールと中央階段の壁面に全部で4枚施されています。

表紙にベストな被写体がありすぎて、、、「ココはどう?」「コッチもイイよね!」とカメラマンさんとデザイナーさんは階段を昇ったり降りたり、廊下を行ったり来たり(笑)。

そして、2階広間に面した資料コーナーにて、どうやらカメラマンさんがベストスポットを見つけたようです!!


この資料室の中に入って撮影した“バラ窓”の1枚が、今回の表紙に決定しました!

ここで惜しくも表紙候補にはあがったものの、決定とはならかなったビジュアルもご紹介しちゃいますね。同じ被写体でかなり寄ったバージョンの案もカッコイイですよね〜。


こちらは外に出て外壁に設置してあるランプの真下から撮影したショットです。こんな風に・・・(別名:目玉おやじ案)


もう一枚は、館内の窓から見えた蒸気の写真。特になんてことはない日常の一枚ですが、カメラマンさんの腕でこんなにカッコよいシーンになっちゃうんですね〜。

「横浜市開港記念会館」は、休館日以外は10:00〜16:00の間、誰でも入館して見学することができます。公会堂であるため、部屋の内部は使用中は見ることができませんが、ロビーやステンドグラス、資料コーナーは自由に見ることができるので、マイ・カメラ持参で、ベストショットを探しに足を運んでみてはいかがですか?

横浜市開港記念会館(ジャック)

横浜を代表する塔、神奈川県庁の「キング」、横浜税関の「クイーン」、横浜市開港記念会館の「ジャック」。まだ高い建物がなかった昭和初期、外国船の船員は、横浜港から見えるこれらの塔を、親しみを込めてそう呼び、この塔に航海の安全を祈り、この塔を目印に入港したといいます。そんな昔の人にあやかり、今では三塔を一望できるスポットをまわると願いがかなう、との言い伝えも。毎年3月10日は「三塔の日」として、さまざまなイベントが開催されています。

マップ

オススメ!掲載記事

関連記事

  • レンタルサイクル「ベイバイク」でヨコハマを駆ける

  • 北海道産の食材 素材の旨さが生かされた 絶品イタリアン

  • 新鮮搾りたてをお届け 風味豊かなオリーブオイル

  • 汽車道の起終点に錨!