mirea 街を彩る ヒト・モノ・コトをつなぐ[ミレア]

タイルのような、瓦のようなものの先に広がる空間は? その答えは…!!!!

ヨコハマ・アートナビ2016年秋号の表紙を飾っているモノクロームの写真。奥行きのある空間には窓や椅子らしきものが見えますが……一体どんな場所で撮影したのか、その答えをお教えしましょう。


今号では、みなとみらい線「元町・中華街駅」から徒歩1分の「ホテルニューグランド」の本館ロビーにて撮影をさせていただきました!


横浜通なら誰もが知っている「ホテルニューグランド」は、世界の玄関口、横浜港をのぞむ山下公園の目の前に位置します。開業は、1927(昭和2)年。マッカーサー元帥やチャーリー・チャップリンをはじめ、国内外問わず数多くのVIPを迎えてきた歴史を持ち、華やかな歴史に彩られた横浜を代表するホテルです。そんなホテルで「ヨコハマ・アートナビ」の表紙撮影ができるとなり、カメラマンさん、デザイナーさんとともに若干緊張もしつつ、伺いました。


こちらの本館ロビーですが、外観はもとより、漆喰彫刻が施された壁や柱、家具を設えた空間はほぼ開業当時の姿で残されています。とにかく被写体にふさわしいもの(絵になるもの)が多すぎて、「これもカッコイイ! 」「ここも撮ってみたい! 」とカメラマンさん、デザイナーさん二人して重厚な空気が漂うロビーを行ったり来たり…。


本館正面階段から天井を仰ぐカメラマン。実は本館のシンボル的存在ともいえる「大階段」のまわりに施されたイタリア製のツヤツヤのタイルを、カメラマンさんならではの視点から切り取ったカットが今回の表紙の1枚なんです。


階段、フロアに敷かれているのは、“ニューグランドブルー”と言われるロイヤルブルーの絨毯。時の経過を感じさせながらも、気品が漂っていますよね。

本館は、銀座和光の前身となる服部時計店などを手がけた建築家、渡辺仁氏の設計によるもので、横浜市の歴史的建造物として認定されています。5階建てのアール・デコを感じさせる建築で、壁や天井に施された美しい漆喰彫刻も一見の価値アリです!!


大階段を上った先にある、こちらのエレベーターにも注目! 時計の上には、京都のつづれ織りで作られた「天女奏楽之図」が訪れたゲストを出迎えてくれます。


ソファ席から、ゆったりとした気分で横浜港が眺められるのも魅力。

本館1Fから外に出ると、こじんまりとした素敵な中庭もあります。ロビーとはまたひと味ちがった明るい雰囲気。季節によっては夜間ライトアップもされていて、ロマンティックな空間が広がりますよ。

さてさてこの辺で、今回もmirea WEB限定、表紙の第2・第3候補として選ばれていたビジュアルをご覧いただきましょう。それがこちらです!

うーーーん、デザイナーさんが悩んだのも分かります。上から覗き込んだ大階段も、十字架のように見える天井の漆喰彫刻も本当に美しいです。

ちなみに、こちらのホテルニューグランドは、サザンオールスターズのヒット曲でも知られるバー「シーガーディアン」でも有名ですね。実は「シーガーディアン」は開業時から1991(平成3)年までの営業で、現在は「シーガーディアンII」として営業しています。

秋の一日、横浜散策の終わりに。ふらっと歴史を受け継ぐホテルのバーで、バーテンダーさんが丁寧に作ってくれたカクテルをいただく…そんな利用の仕方も素敵ですね。ぜひ皆さんも、横浜ならではの“クラシック&エレガンスな時間”を体感しに足を運んでみてください。

ホテルニューグランド

ようこそ、ホテルニューグランドへ。客室を隔てる一枚のドア。その向こうでどんな会話 が交わされていたかか、どんな人生が演じられていたか、ホテルマンはなにも知らない。 ただ、旅の幸運を祈ることのみ。

マップ

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