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「鏡花作、清方ゑがく」…泉鏡花と鏑木清方の交流をたどる展覧会

(TOP画像)水藝 昭和6(1931)年 個人蔵

 

明治20年代末、10代の鏑木清方は泉鏡花の文学に魅了され、鏡花の小説へ挿絵を描くことを目標に研鑽を積んでいました。そんな清方と鏡花との交流は、明治35年(1902)、単行本『三枚續(さんまいつづき)』の表紙装丁や口絵などを手がけたことに始まります。二人は初対面で旧知の仲のように打ち解け、それから公私ともに親交を深めていきます。そして、装丁や口絵を製作し、「鏡花作、清方ゑがく」と称されるような美術的にも価値のある本を世に送り出しました。清方が日本画家として活躍するようになってからも二人の交流は続き、鏡花文学は清方の創作の源であり続けました。本特別展では、鏡花生誕145年を記念し、清方が鏡花の著書に描いた口絵のほか、鏡花文学に取材した名品を中心に紹介いたします。

 

 

特別展 泉鏡花生誕一四五年記念『清方描く、鏡花の世界』
[日時]10月20日(土)〜11月25日(日)9:00〜17:00(入館は16:30まで)
[会場]鎌倉市鏑木清方記念美術館
[休館日]月曜日、11/6(火)
[料金]一般¥300、小・中学生¥150、鎌倉市内にご在住の65歳以上の方無料
[主催]公益財団法人 鎌倉市芸術文化振興財団(鎌倉市鏑木清方記念美術館指定管理者)
[TEL]0467-23-6405
*鎌倉市鏑木清方記念美術館の公式サイトはこちら

 

関連イベントはこちら!!
■ワークショップ
【隈取りの技法で墨絵を描こう!】(要予約)
[日時]10月20日(土)➀13:00〜14:30、➁15:00〜16:30
【胡粉を使って日本画を描いてみよう!】(要予約)
[日時]11月17日(土)➀13:00〜14:30、➁15:00〜16:30

■日本舞踊イベント「教えて! 清方の日本舞踊の世界」
日本画家で花柳流師範の中千尋(花柳中太郎)氏を迎え、清方作品にみる踊りの美を素踊りと作品解説によりご堪能いただきます。
[日時]11月23日(金)13:30〜14:10

■泉鏡花小説の朗読とともに作品鑑賞デー
泉鏡花の世界を朗読劇と学芸員の作品解説でお楽しみにいただけるイベント。
[日時]10月27日(土)、11月10日(土)、24日(土)各日13:30〜14:10

■美術講演会(要予約)
特別展をより深くお楽しみいただくため、美術講演会を開催します。
[日時]11月6日(火)13:30〜15:00

当館は、近代日本画の巨匠鏑木清方(かぶらき きよかた)画伯の終焉の地、鎌倉雪ノ下の旧居跡に建てられました。古都鎌倉の閑静な住宅地の中に、和風建物が端正なたたずまいをみせています。

鏑木清方は、明治11年、東京神田に生まれました。幼い頃から文芸に親しんで育ち、その画業のはじまりは挿絵画家からでした。のちに肉筆画に向い、清らかで優美な女性の姿や、いきいきとした庶民生活、肖像、愛読した樋口一葉や泉鏡花などの文学を主な題材として描かれた作品は、市井の人々への共感や慈愛のまなざしが感じられます。鎌倉とのゆかりは、昭和21年に材木座に居を構えた時からです。昭和29年、文化勲章受章の年よりここ雪ノ下に画室をもうけ、昭和47年に93歳で亡くなるまでの間を過ごしました。清方は晩年、自らの境地を「市民の風懐(ふうかい)にあそぶ」と称して、庶民生活を題材にした作品を多く手がけました。情趣あふれる日本画作品、また典雅な文体による随筆を多く残しています。

平成6年、ご遺族から鎌倉市にその画業と創作の場を後世に伝えてほしいという趣旨のもと、美術作品・資料と土地建物が寄贈されました。これを受け、平成10年4月に記念美術館として開館しました。ご来館の皆様には、清方の芸術と生活を偲びつつ、安らぎのひとときをお過ごしいただければ幸いです。

  • ショップ・スポット名
    鎌倉市鏑木清方記念美術館
  • 住所
    神奈川県鎌倉市雪ノ下1-5-25
  • 電話
    0467-23-6405
  • 営業時間
    9:00〜17:00(入館は16:30まで) 【休館日】月曜日(祝日の場合は開館し翌平日を休館)、年末年始(12月29日~1月3日)、展示替期間など
  • 駐車場
    無(駐車場・駐輪場はありませんので、公共交通機関をご利用ください。)
  • 平均利用額
    【観覧料】〈企画展〉一般¥200、小・中学生¥100、〈特別展〉一般¥300、小・中学生¥150 ※観覧料無料(要証明書)…(1)鎌倉市内の小中学校に通学する児童生徒、もしくは市内に在住し市外の小中学校に通学する児童生徒 (2)鎌倉市にお住まいで65歳以上の方 (3)身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方及びその介助の方 (4)鎌倉市原子爆弾被害者の援護に関する条例(昭和48年3月第37号)に基づく援護資格認定証の交付を受けた方(手帳などをご提示ください)
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