mirea 街を彩る ヒト・モノ・コトをつなぐ[ミレア]

横浜の24時間を“音”と“模型”で楽しむジオラマにじんわり感動

鉄道好きの聖地でしょ? と侮るなかれ。ここには、来て見て体験した人にしかわからない不思議と心躍る“世界”が広がっています。世界最大級のレイアウトを誇る一番ゲージジオラマを眺めるだけでも楽しいのに、実際に鉄道模型を動かす体験もできる! そんな「原鉄道模型博物館」を覗いてきました。


このエスカレーターを上がった先に、博物館の入り口があります。


エレベーターを降りるとすぐこちらの標識が目に! ここからすでに鉄道ファンのハートをくすぐる仕掛けがいっぱいです。


日本語プラス8ヶ国語の施設案内が用意されています。


外国語(8カ国語)対応で館内展示を解説する「モバイルサービス」も。

入館チケットは全部で6種類。この全てが見たくて、中にはわざわざ6人グループでくるお客さまもいるとか。


今日の私のチケットはコレ!アメリカのミルウォーキー鉄道です。明るい色の電車でラッキー♪

そして入館口は、駅の自動改札さながら! チケットのバーコードをスキャンするとゲートが開きます。

この博物館は、ご存知の方も多いと思いますが、世界的に著名な鉄道模型製作・収集家の原信太郎氏(1919年-2014年)のコレクションの一部を収蔵。ということで、まずは数々の“原模型”が展示されている部屋を通ります。


原氏が小学生6年生の時に初めて作った鉄道模型も展示されています。近所の工事現場に捨ててあったトタンや針金をもらってきて、初めて1から10まで一人で作った記念の模型とのこと。しっかり残っているんですね。

ほかにも、原氏が住んでいた部屋に実際にあったジオラマの写真が飾ってあったり、模型を展示したパサージュがあったり。いろいろ眺めながら、ついに楽しみにしていたメイン展示室となる「いちばんテツモパーク」へ! 足を踏み入れて第一声はスタッフ一同「デカイ! 」でした。なんと300平米という広さの展示室にジオラマが設置されています!!!

TVにも出演されたことがあり、この博物館の有名人(!?)という六角さんにお話を伺いました! (お客さんの中には六角さんと記念写真を撮られる方もいらっしゃるそう) 「このジオラマの魅力はどんなところでしょう?」


「実物の32分の1サイズの“1番ゲージ”という模型が、このスケールで走っているジオラマはほかにありません。その迫力を楽しんでいただきつつ、このジオラマはとことん本物にこだわったスタッフ渾身の作なのでじっくり細部まで観察もしていただけたらうれしいです。そして“音”にも耳を傾けていただきたい。目と耳でじっくりと楽しんでいただける展示内容になっています。」

鉄道模型は既製品ではなく、全てイチから作りあげたものが走っているそう。ここにしかない、世界にひとつのオンリーワンたちなんです。


よ〜く見てください。線路には本物の鉄、枕木にも本物の木、さらに線路から電気を取らず架線からパンタグフを通して鉄道模型は動いているんですって!!!! ここまでのこだわり、凄くないですか?!?!?! なんだかひとつひとつが愛おしく見えてきますよね。

六角さん曰く、「模型が走る際、普通は軽い“シャー”という音ですよね? でも当館の模型の走る音を聞いてみてください。鉄、石、木など本物の素材にこだわっているので“シャー”ではなく、ちゃんと“ガタンゴトン”と聞こえるんです」と。ここに来たら耳を澄まして聞いてみてくださいね。本当ですから!!!

このジオラマにはスタッフさんの遊び心で、隠れキャラもたくさん潜んでいます。たとえば、スタッフさんが懐中電灯で照らす先には…………

湖に住むネッシー!


幸せの黄色いタンポポ、なんてロマンチックなものもあります。

ほかにもまだまだいっぱい隠れているので、こちらの無料でレンタルできるオペラグラスを使って隠れキャラ探しもしてみて。

この一番ゲージジオラマには、実際に鉄道模型を運転できるコーナーがあります。その名も「動鉄実習」! 私も取材の名を借りて、本物の運転台に座り、車載カメラを搭載した一番ゲージを運転してきました。出発進行〜!!!

駅構内への停車もバッチリできて、スタッフさんに褒められちゃいました〜!!


子どもを膝にのせ、真剣に運転するお母さんも♪


もちろんこの「動鉄実習」も翻訳機能対応なので、外国人の方も挑戦できます!

さて、「いちばんテツモパーク」をたっぷり楽しんだ後、最後の展示室へ。ここがまた素敵なんです!!

横浜の今昔を再現したH0ゲージの「横浜ジオラマ」です。中華街の喧騒、横浜赤レンガ倉庫から流れてくるジャズ音楽、横浜港から響く船の汽笛…。朝から夜までの横浜の街の様子が、音とともに楽しめます。実際にスタッフさんたちが中華街や横浜赤レンガ倉庫など街に出て、実際の場所で録音した音を使っているんだそう。


横浜の街が眠りにつく頃、大型客船の汽笛が鳴り響いて…なんだかじんわり感動してしまいました。ここに足を踏み入れたら、ジオラマに近づいて、静かにじっと眺めてほしい。そして耳を澄まして、横浜の街の息使いを感じながらガタンゴトンと走り過ぎてゆく鉄道模型を眺めてほしい…そんな場所を今回ご紹介できて本当によかったです。

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