mirea 街を彩る ヒト・モノ・コトをつなぐ[ミレア]

初夏の香りを瓶に閉じ込めて

横浜は都会のイメージを持たれる方も多くいらっしゃると思いますが、実は西区を除いて全ての区に農地があり、季節折々に美味しい野菜が採れます。
我が家では、保土ヶ谷区仏向町の山本 諭(さとる)さんの畑で採れる真っ赤な完熟トマトでジャムを作るのが初夏の恒例行事です。

諭さんは、保土ヶ谷区で代々続く農家の11代目。
収穫したばかりの野菜をトラックに積んで住宅街をまわり、引き売り(移動販売)で直売するスタイルの農家さんです。
毎週月曜日に、決まったルートを走り、トラックを停めるとそこへ地域の方々が集まってきます。
新鮮な野菜は勿論のこと、諭さんと会話することも楽しみにしているそう。
住民同士のコミュニティ場としても一役買っています。


お目当てのトマトは、市内では2人しか栽培していない「ソプラノトマト」という品種。
糖度が高く、果肉がしっかりしており、味が濃いのが特徴です。
ハウス内は少し動くと汗をかく暑さ。この中でぐんぐん育ちます。

同じハウス内で栽培している胡瓜は、横浜の品評会で2年連続優秀賞を受賞し、レストランのシェフが直接買い付けこられるほど。味濃く、色濃く、真っ直ぐとした姿が美しい。

左側がまだ少し青い未熟なトマト。
右側が樹で完熟させたトマト。
店頭で販売しているトマトも赤色をしていますが、実は少し青く未熟な状態で収穫し、運搬時間を利用して追熟させています。完熟トマトとの違いは、特に香りの強さです。

収穫したばかりの完熟トマトをつかって、ジャムをつくります。
皮を剥き、種を取り、ざく切りにした後、
鍋から目を離さずにでじっくり煮詰めていきます。

お砂糖は、トマトの半分の量が目安。
何のお砂糖でもOKですが、私のおススメは、てんさい(ビート)を原料にしたグラニュー糖。
さっぱりとしたやわらかい甘みに仕上がります。


熱湯消毒した瓶に詰め、ラベルを貼って出来上がり。
ジャムは保存が利くので、ちょっとしたプレゼントにぴったりです。

トマトジャムって一体どんな味がするのだろうと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、いちごジャムと間違えるような甘さの後に、ほんのりと残る酸味があり、一度食べたらファンになる魔法のジャム。
ジャムづくりは、一日掛かりですが、手間には代えがたい美味しさがあります。
パンやジャムに塗って、初夏の恵みをいただきます。

■山本諭さんのお野菜販売ルートと時間
毎週月曜日
9:00-10:30 南区六ッ川大丸町内会館付近
10:45-11:20 新桜ヶ丘団地付近

■販売している野菜
5月までは葉物
トマトと胡瓜はゴールデンウィーク明けからお盆まで
果菜類6月から9月(トマト、ピーマン、なす、トウモロコシなど)
9月からは不定期
10月から大根、ごぼう、さつまいもなど

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