mirea 街を彩る ヒト・モノ・コトをつなぐ[ミレア]

雲谷派や狩野派によって描き継がれた西湖図などを展示

 

風光明媚な水辺の景勝地として知られた武州金沢。江戸時代に金沢八景という呼称が定着しますが、中世には、中国杭州の西湖に擬えてその景勝が讃えられました。金沢文庫を創設した金沢北条氏が杭州から移植したと伝えられる西湖梅も、漢詩や絵画のテーマとなり、そうした文化活動によって禅僧たちの交流が生まれていく様相を追っていきます。また、京都で画業を学び、東国を中心に活躍した画僧祥啓と、西国で活動した雪舟との比較を通して、中世の風景画の多様性に迫ります。本展覧会では、舶載された水墨画、雲谷派や狩野派によって描き継がれた西湖図や瀟湘八景図を中心に、東アジアの美術における水辺のイメージの受容と展開をご紹介します。

 

 

特別展「西湖憧憬―西湖梅をめぐる禅僧の交流と15世紀の東国文化―」
[日時]9月22日(土)〜11月11日(日)9:00〜16:30(入館は閉館の30分前まで)
[会場]神奈川県立金沢文庫
[休館日]月曜日(9月24日・10月8日は開館)、9月25日(火)・10月9日(火)
[料金]20歳以上¥700、20歳未満・学生¥500、65歳以上¥200、高校生¥100、中学生以下・障がい者手帳をお持ちの方無料
[TEL]045-701-9069(神奈川県立金沢文庫)
*神奈川県立金沢文庫のイベントHPはこちらから!!

金沢文庫は鎌倉時代のなかごろ、北条氏の一族(金沢北条氏)の北条実時が武蔵国久良岐郡六浦荘金沢(現、横浜市金沢区)の邸宅内に造った武家の文庫です。その創設の時期についてはあきらかではありませんが、実時晩年の建治元年(1275)ごろと考えられています。蔵書の内容は政治・文学・歴史など多岐にわたるもので、収集の方針はその後も顕時・貞顕・貞将の三代にわたって受け継がれ、蔵書の充実がはかられました。

金沢北条氏は元弘3年(1333)、鎌倉幕府滅亡と運命をともにしましたが、以後、文庫は隣接する菩提寺の称名寺によって管理され近代に至りました。現在の金沢文庫は昭和5年(1930)に神奈川県の施設として復興したもので、平成2年(1990)から装いも新たに中世の歴史博物館として活動を行っています。県立金沢文庫は、鎌倉時代の諸相を今日に伝える貴重な文化財を後世に伝えるとともに、その調査・研究の成果を展示や講座を通じて公開し、また、皆様の生涯学習の一拠点としてその役割を果たすべく活動を行っています。

  • ショップ・スポット名
    神奈川県立金沢文庫
  • 住所
    神奈川県横浜市金沢区金沢町142
  • 電話
    045-701-9069
  • 営業時間
    (平日・土・日・祝日)9:00〜16:30 【休館日】毎週月曜日(祝祭日にあたるときは開館、祝日の翌日休館〈その日が土・日にあたる時は開館〉)
  • クレジットカード
    不可
  • 駐車場
  • 平均利用額
    【個人観覧】(成人)¥250、(20歳未満および学生)¥150、(65歳以上および高校生¥100) 【団体観覧】(成人)¥150、(20歳未満および学生)¥100 ※団体は20名以上。 ※特別展開催中は別途料金となります。
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