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岡本太郎美術館で蘇る《日の壁》プロジェクションマッピング

 

開催中の「街の中の岡本太郎 パブリックアートの世界」展では8月11日(土)から9月24日(月)まで、関連イベントとして「蘇る 《日の壁》プロジェクションマッピング」を開催します。本イベントは、今は見ることができない岡本太郎の代表作の一つである《日の壁》をプロジェクションマッピングで当時の壁画を再現するとともに、現代に蘇る新たな《日の壁》を生み出そうという試みです。

 

《日の壁》とはー
《日の壁》とは、旧東京都庁に掲げられた陶板レリーフ壁画で、庁舎の設計者・丹下健三と岡本太郎が協働した壁画の代表作でしたが、残念ながらこの壁画は旧庁舎とともに1991年に取り壊されてしまいました。本展で展示されているのは、旧都庁舎現物の壁画から型取りされた原寸大(500cm×415cm)無彩色のFRP製レプリカです。実物の壁画は鮮やかに彩色が施されていました。

 

現代に蘇る《日の壁》
今は見ることができない《日の壁》ですが、本イベントではプロジェクションマッピングで当時の壁画を再現するとともに、現代の《日の壁》として新たに蘇ります。制作・音楽は多摩美術大学情報デザイン学科の齋藤公太郎さんとその仲間の皆さん。それを指導するのは、東京駅や東京ビッグサイトのプロジェクションマッピングを手掛けたP.I.C.Sのクリエイティブディレクターで、多摩美術大学情報デザイン科特任教授の寺井弘典さんです。寺井弘典さんは昨年当館で開催した「岡本太郎とメディアアート」展に出品され、岡本太郎の彫刻《樹人》の立体的なプロジェクションマッピングでも話題となりました。岡本太郎美術館は岡本太郎作品の墓守をする場所ではありません。若いアーチストの感性と岡本太郎の作品がぶつかり合い、そこから新しい創造の世界を誕生させる。こうした挑戦的な試みも岡本太郎芸術を現代に生かし、次世代につなげる美術館の役割だと考えています。

 

 

「街の中の岡本太郎 パブリックアートの世界」展 特別イベント
『蘇る《日の壁》プロジェクションマッピング』
[日時]8月11日(土)〜9月24日(月・振休)9:30〜17:00(16:30最終入館)
[会場]川崎市岡本太郎美術館 企画展示室
[休館日]月曜日(9/17・24を除く)、9/18
[料金](観覧料)一般¥900、高校・大学生・65歳以上¥700、中学生以下は無料
[映像制作]齊藤公太郎(多摩美術大学情報デザイン学科)
[音楽制作]nasatam(田村名那佐理)
[指導]寺井弘典(多摩美術大学情報デザイン学科特任教授)
[TEL]044-900-9898(川崎市岡本太郎美術館)

20世紀の日本を代表する芸術家、岡本太郎が逝去した3年後の1999年に開館した市立美術館。岡本太郎より川崎市に寄贈された作品1779点が所蔵・展示されています。企画展、常設展をはじめ、美術館ツアーやワークショップなどさまざまなイベントも行われています。

岡本太郎美術館のシンボルタワーといえば、高さ30mの「母の塔」。「大地に深く根ざした巨木のたくましさ」と「ゆたかでふくよかな母のやさしさ」、「天空に向かって燃えさかる永遠の生命」をイメージして制作された原型をもとに、岡本太郎の意図を忠実に再現して製作されました。

  • ショップ・スポット名
    川崎市岡本太郎美術館
  • 住所
    神奈川県川崎市多摩区枡形7-1-5
  • 電話
    044-900-9898
  • 営業時間
    9:30〜17:00(入館は16:30まで) 【休館日】月曜日(月曜が祝日の場合は翌日 ※但し翌日が土日にあたる場合を除く)、年末年始、ほかに臨時休館あり
  • 駐車場
    無 ※お車をご利用の場合は、生田緑地駐車場(有料)をご利用ください。
  • 平均利用額
    【観覧料】期間、展覧会によって料金は異なります。詳しくは展覧会情報または美術館の公式サイトでご確認ください。
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